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ひかり拓本 [その他]

奈良文化財研究所と文化財活用センターが、開発したアプリ「ひかり拓本」。2022年10月5日から12月2日までクラウドファンディングを実施し、359名の方から総額653万円の支援により、昨年6月にリリースしたものです。
「ひかり拓本」は、石に刻まれた文字や文様に対し様々な角度で光を照射してできた影から、画像を合成する特許技術です。
遅ればせながら、試しにアプリを使って、江南文化財センター展示の板碑(弘安九年銘:1286:曼荼羅板碑)を撮影合成してみました。
光を当てないで基準となる「背景画像」を撮影し、その後懐中電灯で角度を変えて光をあてて影をつくった「斜光画像」8枚を撮影し、合成したものです。合成された写真は3Mb程で、合成時間は1分程。
屋外で、読みづらい碑文を後で検討するために記録する、資料を傷めずに記録できる、墨による拓本にくらべ手軽に記録をデジタルで位置情報を含め記録できる等の利点があります。
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駅弁掛け紙25 [その他]

熊谷駅で売られていた駅弁の掛紙の紹介25回目。今回は、秋山亭の上等御弁当です
手前に満開の桜並木、遠方に雪を被る山々(赤城山?)が描かれています。右下に「熊谷寺西北八丁 熊谷堤南二丁 池亭西北八丁 上岡観音南一里」と記載され、高崎線と秩父線の路線図が描かれています。右下には、「金参拾五銭 熊谷驛 秋山製」。
右欄外に「御注意 空箱を窓から投げないで腰かけの下にお置き下さい!」、左欄外に「販売品と従業員の営業振りに付き御心付きの点は鐵道係員へ御申告願ひます。」、下欄外に「鐵道構内営業人組合東京下谷中根岸山水社印行」と記されています。
調整印が押されていますが、不鮮明のため製造年は不明です。上等弁当で35銭は、大正11年~昭和5年の間の価格設定であり、その期間に販売されたものと思われます。
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大野百樹氏が描いた星溪園 [その他]

日本画家の大野百樹氏(1920-2019)が描いた星溪園鳥観図の絵2枚を紹介します。
1枚目は、昭和52年(1977)に描いたもので、現在の星溪園の建物(星溪寮・松風庵・積翠閣)が平成4年に改修される前の建物が描かれています。星溪寮と松風庵が渡り廊下でつながっています。
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2枚目は、建物改修後の平成6年(1994)に描かれたものです。昭和52年の絵と比べ、僅か17年ですが、園内の木々が大きく成長しています。遠方には八木橋百貨店が描かれています。
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星川鯉つり大会 [その他]

昭和28年に撮影された市内の紹介3回目。
今回は、星川で行われた鯉つり大会の写真です。
星川の上には横断幕が掲げられており、「市制二十周年記念 市長杯争奪戦 九時~四時 鯉つり大会 懸賞つり 十二日十三日 主催 大里漁業協同組合 共催 ヤマキ 八木橋百貨店」と書かれており、市制二十周年を祝して開催されたことがわかります。
星川の両岸には、大勢の人が釣竿を手に川面を見つめています。
この魚つり大会は、その後定期的に行われていたようで、昭和34年に行われた魚つり大会の様子の動画(熊谷市立熊谷図書館YouTube)が撮影されています。
星川鯉釣り大会2.jpg
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オートバイサーカス [その他]

昭和28年に熊谷市内を写した写真を紹介します。
場所は不明ですが、オートバイサーカスの興行を行っている木造の仮設小屋が写っています。小屋の前には実物のオートバイが展示されています。
掲げられた木製看板には、オートバイの絵が描かれており、大きな幟旗が立てられています。看板には「■■■懸賞金付!特別大興行 決死的大冒険 直立■壁曲乗り」と書かれています。
この他熊谷市内では、上熊谷駅前広場で、シバタ大サーカスが大正11年から昭和38年まで、矢野大サーカスが昭和26年頃、カキヌマ大サーカスが昭和45年、赤城久伊豆神社境内で東京サーカスが昭和57年に興行を行っています。シバタサーカスの初代団長柴田隆英は、昭和2年熊谷講演中に急死したため、熊谷寺の墓地に葬られました。
熊谷は関東でも有数のサーカスが数多く興行を行った町でした。
〈参考〉
「コラム 絵葉書で見る熊谷の歴史⑩」『熊谷市史研究』第13号 令和3年 熊谷市教育委員会
「熊谷懐古点描⑨サーカス」『一枚の絵葉書から学ぶ発行当時の熊谷の郷土史』 令和5年 熊谷雑学研究所
サーカス公演2.jpg
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荻野吟子誕生祭 [その他]

3月3日は、熊谷出身の日本公許登録女性医師第1号の荻野吟子(1851-1913)の誕生日でした。
市内俵瀬の荻野吟子記念館では、3月1日~3日にかけて、NPO法人阿うんの会による生誕祭が行われました。
川津桜(妻沼地域では荻野吟子の誕生日前後に咲くことから吟子桜と呼称)が開花する中、紙芝居、マジックショー、八木節の披露等のイベントが行われ、大勢の方々が来館していました。
IMG_2739.JPG荻野吟子の紙芝居。窓の外には吟子桜
IMG_2740.JPG市指定文化財史跡「荻野吟子生誕之地」
IMG_2741.JPG開花した川津桜(吟子桜)
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雪の風景 [その他]

昨日から降り続いた雪は、今朝方小雨に変わりました。
熊谷地域では12㎝程積もりました。
妻沼聖天堂、樋春平山家住宅、押切波乗り弁財天、鎌倉町星溪園の雪景色をご覧ください。
PXL_20240205_072929017.jpg江南文化財センター
2E4B0C6E-A589-4B40-8C63-E67DADD58EA9.JPG妻沼聖天堂本殿
8B82551B-8CBB-4A83-8FAE-BE1539548B6A.JPG樋春平山家住宅
826ABF20-ACE9-41E9-BD61-FE911176AD5C.JPG押切波乗り弁財天
18B7547B-09FF-41E3-8B89-35BD9E0512DD.JPG鎌倉町星溪園松風庵
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大久保喜一作の肖像画2 [その他]

大久保喜一作の肖像画紹介2回目。今回は、小原村村長の、第2代(飯島邦政:明治24年~明治27年)、第3代(小久保壽三:明治27年~明治36年)、第6代(小林瀧松:大正2年~大正6年)の肖像油彩画3枚です。
これらの肖像画は、旧江南町の旧庁舎2階会議室に掲げられていた、小原村・御正村・江南村の歴代首長・議長の肖像の中に飾られていたものです。
いずれも、人物の印象が鮮やかで、人柄や村長としての意思の強さが伝わる優れた人物画として描かれています。
IMG_0747.jpeg飯島邦政
IMG_0751.jpeg小久保壽三
IMG_0749.jpeg小林瀧松


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聖天山開扉記念写真5 [その他]

昭和12年に、妻沼歓喜院の開扉に伴い、町内各所に設置された「造りもの」(飾り人形:本庄の人形師2代松崎富司製作)の絵葉書(飯田写真館撮影)が発売されたことが『妻沼町誌』に記載されています。
場所と内容は、日本武尊が歓喜院門前南側、布袋と福禄寿の首引きが料理屋千代舛東角の茶の間、天明水滸伝が聖天山大師堂西、忠臣蔵中庭の場が池の上北側、天岩戸が上町伊勢谷酒店南、忠臣蔵七段目が仲町橋上家宅表通、鬼ヶ島が下町の提灯屋北側、日蓮上人猿引が仲の湯北、日蓮上人瀧の口御難の場が瑞林寺西、水戸黄門石屋の場が羽生道はずれの橋南、母子連の阿弥陀詣でが一本木の阿弥陀堂境内に、町内を巡るように設置されました。
歓喜院の信仰と観光事業がコラボしたもので、当時は相当な賑わいをみせたと言われています。
参考:妻沼町誌:昭和52年:妻沼町役場
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聖天山開扉記念写真4 [その他]

昭和27年に、妻沼聖天山の開扉記念として発行された4枚組の「造りもの」写真紹介4枚目。
右上:浦島太郎。浦島太郎が亀に乗り手をかざしています。隣には、女児と乙姫がいて、周りには魚や亀の模型が釣り下げられています。竜宮城の場面を再現したものと思われます。背景は、魚や海藻の描かれた海底の様子が襖に描かれています。左手には「浦島太郎 本町中 本庄 米福作」と書かれた木札が立てられており、この人形が、本庄市の「米福」によって製作されたことがわかります。「米福」は、3代続いた人形師松崎家の屋号。
左上:八重垣姫。庭の灯篭の上で八重垣姫が角の生えた兜(?)のような物を持ち、踊っています。この様子を右手の武田勝頼が見ています。
八重垣姫は、浄瑠璃「本朝廿四孝(にじゅうしこう)」に登場する姫で、上杉謙信の娘。いいなずけ武田勝頼の命をすくうため,諏訪明神の白狐の助けをかり、凍った諏訪湖を渡ります。
右下:野崎村。かごの前で、左手の女性が踊りながら歌うポーズをとり、右手の男性(久松)が手を挙げています。野崎村は、歌舞伎・人形浄瑠璃の演目『新版歌祭文』(しんばん うたざいもん)の「第三幕 野崎村の段」の通称。内容は、裕福な商家に生まれたお染は、丁稚久松と許されぬ恋に落ちるが、久松にはお光という許嫁がいます。野崎村の実家に戻された久松はお光と祝言を挙げることになりますが、喜ぶお光の目の前にお染が現れる。のどかな田舎家で展開する、若い男と二人の娘の恋模様を描いた物語です。背景は、里山の風景が描かれています。
左下:男性が大小二本の刀を持っていることから宮本武蔵と思われます。刀を抜いた武士に囲まれており、一条下がり松の決闘を再現しているものと思われます。背景は、松林が描かれています。
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