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とうかん山古墳の秋草 大里地区箕輪 [植物]

 吉見小学校に接して埼玉県指定文化財―史跡―「とうかん山古墳」が所在しています。この古墳は全長80mに近く、熊谷市域では最大の前方後円墳と考えられています。
 毎年、管理者の協力を得て古墳の草刈りを行っています。夏草を刈り終えてしばらく後におとづれて見ると、可憐な秋草が墳丘に群生していました。密生していた茅やイバラなどを刈り払ったためこのような野草が育ったのでしょうか。
 古墳は1500年余りはこの地にとどまっています。その多くの時間は地域の人々に守られ、自然環境の一部となって動植物のオアシスともなってきたと感じました。
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とうかん山古墳の墳丘に群生する「ツルボ」
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「ツルボ」 「つりがね草」
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「とうかん山古墳」 後円部 高さ約5m
古墳時代後期 6世紀後半の築造と考えら、荒川を隔ててさきたま古墳群の首長と
対峙するように力を蓄えた有力者の墳墓と考えられています。


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