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埼玉伝統芸能フォーラム [お知らせ]

埼玉伝統芸能フォーラムが下記のとおり開催されます。
伝統芸能の保存・伝承に関する問題を考えるフォーラムです。参加費無料で、事前申込制です。

日 時:令和6年1月21日(日)13:30~15:50
会 場:埼玉県深谷市下手計1204 渋沢栄一記念館 八基公民館 体育館
対 象:伝統芸能にかかわる方、伝統芸能に興味のある方、自治体職員など
テーマ:獅子舞
プログラム
第一部
・血洗島獅子舞
・基調講演「獅子舞の保存・継承等について~熊谷・深谷を中心として~」飯塚好
第二部
・事例発表:血洗島獅子舞保存会:吉岡功人、熊谷市立江南文化財センター:山川愛希子、浦山大日堂獅子舞保存会:浅見明
・伝統芸能の保存・後継者育成支援策紹介
・交流会
申込方法:参加申込書を電子メールまたはFAXで送付。締切1月12日(金)
主 催:埼玉県
後 援:深谷市教育委員会
問い合わせ:埼玉県民生部文化振興課:048-830-2879
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「榧園好古図譜 北武蔵野名家根岸家の古物」展 [お知らせ]

令和6年2月17日(土)から4月14日(日)まで、國學院大學博物館で、市内冑山の根岸家の特別展「榧園好古図譜 北武蔵野名家根岸家の古物」が開催されます。
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星溪園6 [建造物]

星溪園の現在の各建物入口に掲げられている、建物名が記された木札を紹介します。
揮毫したのは、野口白汀(1931-2007)です。
野口白汀は、昭和6年熊谷生まれの書家で、本名林造。昭和28年に現代書の大家松井如流(1900-1988)に師事しました。昭和45年毎日書道展準大賞、昭和49年・57年日展特選受賞。その後日展審査員、評議員となり、日本書道界をリードする存在となりました。また、大東文化大学では40年余り教鞭をとり、定年後は名誉教授となりました。平成19年に、病により76歳の生涯を閉じました。
この他、野口白汀揮毫の石碑「旧中山道跡」が、星溪園北側の中山道脇に、平成3年8月26日に設置されています。
IMG_0592.jpeg星溪寮
IMG_0590.jpeg松風庵
IMG_0589.jpeg積翠閣
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星溪園5・きかは郵便143 [きかは便郵]

熊谷市指定記念物名勝「星溪園」の紹介。今回は、此君亭(しくんてい)です。
此君亭は、かつて積翠閣東側の玉の池の北東部に面して建てられていた建物で、昭和20年の熊谷空襲により焼失しています。木造瓦葺平屋高床式の建物で、床面積は75.9㎡余と推測されています。
当初東側の6帖のみの建物で、ここに明治17年昭憲皇太后が立ち寄り休憩しています。その後西側に8帖の和室2室を増築し、大正10年に、秩父宮が宿泊しています。
下の写真は、大正期に発行された絵葉書で、玉の池に面した建物が写っており、此君亭と思われます。キャプションには「熊谷名勝 竹井邸内石上寺池ヨリ暮鑾亭ヲ臨ム」と記されています。「暮鑾亭」(ぼらんてい)と記されていますが、池に面した建物は「此君亭」しかないことから、別称かもしれません。
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令和5年度(第3回)熊谷市職員採用試験を実施について [お知らせ]

この度、熊谷市では、下記のとおり令和5年度(第3回)職員採用試験を実施します。

第1次試験の日程等
日  時:令和6年1月28日(日曜日)
試験会場:熊谷市役所本庁舎(熊谷市宮町二丁目47-1)
申込期間:令和6年1月4日(木曜日)から1月17日(水曜日)まで
募集職種:一般事務(障害者対象)、土木技術建築技術、学芸員
*学芸員は、発掘調査経験を有し、学芸員の資格を有するかた又は令和6年3月31日までに取得する見込みのかたが対象です。
試験内容等については、下記URL熊谷市ホームページ試験案内をご確認ください。
https://www.city.kumagaya.lg.jp/about/syokuinsaiyo/seisyoku/bosyuinfo/saiyousikenjissi.html


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星溪園4 [建造物]

熊谷市指定記念物名勝「星溪園」の紹介。今回は、玉の池です。
この玉の池は、元和9年(1623)、荒川の洪水により当園の西方にあった土手(北条堤)が切れてできたものと伝えられています。その池には清らかな水が湧き出るので、「玉の池」と呼ばれ、この湧き水が星川の源となりました。
その後湧き水は、荒川河川敷の砂利の乱掘、周辺地域の都市化などの影響により、昭和30年代に枯渇してしまいましたが、昭和41年に六堰頭首工から取水した荒川の水(成田用水)を引き入れる改修工事を行い、池の水位を保っています。
写真は、その改修工事のため池の水を抜いた時のもので、玉石を積み杭で抑えて護岸している様子がわかります。
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星溪園3 [建造物]

熊谷市指定記念物名勝「星溪園」ので紹介。今回は、積翠閣です。
積翠閣は、昭和5年に竹井湛如の長男耕一郎により建てられた、木造瓦葺入母屋造の建物です。床面積57.34㎡の高床式の建物で、庭園の眺望が良い建物です。
階段で上がると高床式の広縁に続き、奥に6帖の和室と、東側に5帖の和室が設けられ、5帖の和室には、東面に出窓および丸窓が付けられていました。高床部分南側の床下は、当初温室をつくる予定でした。
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P1030555-1.jpg現在の積翠閣
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星溪園2 [建造物]

熊谷市指定記念物名勝「星溪園」ので紹介。今回は、松風庵です。
松風庵は、星溪寮と積翠閣との間に位置し、渡り廊下で結ばれていました。木造瓦葺寄棟の建物で、明治時代に建てられたと言われています。床面積42.62㎡で、廻廊とこれに取り囲まれた和室6帖の二室からなる庵室です。南北に連続した2室は襖で仕切られ、必要な時は12帖の大広間として使用しました。
また室内には、湛如翁書「松風庵」の木彫額が掲げられていました。
109_星溪園06.jpg南から
110_星溪園07.jpg東から
P1010648.JPG現在の松風庵
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星溪園1 [建造物]

熊谷市指定記念物名勝「星溪園」は、竹井澹如が元和年間からある池を中心に名石、石造物を配置して造った名園です。昭和25年に熊谷市が譲り受け、昭和29年に市の名勝として指定しました。 平成2年から4年にかけて園内の整備が行われ、老朽化の見られた建物は、数奇屋感覚を取り入れた上で復元されました。
復元以前の写真がありましたので紹介します。
今回は、星溪寮です。星溪寮は、木造瓦葺切妻造の建物です。床面積103.74㎡で、慶応年間から明治の初め頃にかけて、他所から移築された最も古い中心的な建物です。玄関入口には湛如翁書「晴好雨奇別乾坤」の木彫額、部屋には藤森大雅書「清慎勤」、古賀精里書「閑情小趣」の扁額が掲げられていました。主室は、8帖の和室、次の間の4帖の和室と3帖の和室からなり、建物の南側に接続して茶室が設置されていました。写真では、亜鉛引鉄板葺きの寄棟建物が茶室と思われます。
〈参考〉
『熊谷市指定文化財 星溪園建物概要報告書』昭和63年 (社)埼玉建築士会大里支部 星溪園建物調査委員会
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P1010621.JPG現在の星溪寮
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星溪園ボランティアガイド [お知らせ]

星溪園では、熊谷観光ガイドの会(くまがい探偵団)による星溪園内の歴史探訪ガイドを下記のとおり実施しています。市指定名勝星溪園の魅力を学んでみてはいかがでしょうか。
と き:毎月第2日曜日・第4日曜日(12月は第1日曜日・第3日曜日)
受 付:10時~15時
ところ:星溪園(星溪園正門集合)
費 用:無料(予約不要)
問合せ:江南文化財センター 048-536-5062 当日問合せ(星溪園)048-522-9389
*駐車場が狭いため、御来場の際は公共交通機関を御利用ください。
熊谷観光ボランティアガイドの会(熊谷探偵団)ホームページ
IMGP2517.jpg星溪園積翠閣
IMGP2532.jpg星溪園玉の池


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