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08 手島楽友会【第16回地域伝統芸能今昔物語 熊谷文化創造館さくらめいと 太陽のホール 2023.11.23撮影】 [動画]

手島八木節は、大正時代に当時の手島地区の青年達が八木節の会を設立したことが発祥です。一時、衰退をしたものの、昭和48年(1973)に「手島楽遊会」として組織され現在に至っています。
北関東を発祥とする八木節は、群馬県太田市周辺や栃木県足利の八木宿周辺で大いに唄われたことから八木節と呼ばれました。大正時代に初代の堀込源太によりレコード化され、全国的に知られるようになりました。同じ地域風土である熊谷では、八木節の派生以降、上州の流れを汲む唄と踊りを継承する一方で、独自の特色を持つ「八木節文化」が確立されました。
手島八木節の踊りには「樽踊り」をはじめ、「菅笠」「扇子」「唐傘」などの踊りがあり、主に演じられるのは「扇子踊り」「唐傘踊り」「雪下し」と呼ばれている「菅笠踊り」です。
お囃子は、樽太鼓、鼓、笛、すり鉦により、歌詞は、「国定忠治」や、大里の情景をつづった歌詞と旋律が歌われます。地域に根ざした活動を進め、後継者育成を図るとともに、民俗芸能の発表会や夏祭りへの参加など発表の場を広げています。


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熊谷市指定無形民俗文化財「須賀広秋祭り「ササラ」」【須賀広秋祭り「ササラ」保存会(熊谷市須賀広) 1994.10.15撮影】 [動画]

平成6年(1994)10月15日に須賀広の八幡神社で撮影した、熊谷市指定無形民俗文化財の須賀広秋祭り「ササラ」をYouTubeにupしました。

毎年10月、江南地域の須賀広にある八幡神社において秋祭りで奉納される獅子舞は、文化元年(1804)に、現在の比企郡の諏訪神社に奉納されていたものが伝習され、須賀広地区に根付いたものです。
三頭一人立ち獅子舞であり、他に花笠、棒使い、道化で構成され、奉納の後にムラマワリ(村廻り)を行います。獅子の舞いや、ササラの響き、囃子の明るい曲調は、秋の夜を楽しませると共に神秘的な空間をもたらしています。


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07 青桐会【第16回地域伝統芸能今昔物語 熊谷文化創造館さくらめいと 太陽のホール 2023.11.23撮影】 [動画]

青桐会は安井博親(荻江幸代)氏を会主として、山田流箏曲を主に、世代を超えた伝習と日々の錬磨を続けています。
荻江節は江戸時代中期に長唄の唄方を引退した荻江露友(不詳~1787)が、座敷での演奏の機会に、鳴り物を用いず、三味線のみで唄うことを始めたことから、この「荻江の節」を発端として「荻江節」の流れが確立されました。
今回演奏する「竹」は、松竹梅で語られる縁起物の舞踊に花を添える演奏として知られ、その優美な雰囲気の中に、まさに竹が伸び行くような力強さもある名曲です。荻江節伝承の第一人者、安井博親氏と、田村博子氏の三味線による演奏からは、荻江節の神髄とも表現できる繊細かつ情感ある声と音が美しく響きます。

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06 生田流箏曲雅会・筝和くわく塾【第16回地域伝統芸能今昔物語 熊谷文化創造館さくらめいと 太陽のホール 2023.11.23撮影】 [動画]

生田流箏曲雅会は、流派を超えた真のあるべき箏曲の美しさや素晴らしさを伝えるために、会主の齊藤雅楽和氏を中心に、様々な舞台にて演奏を披露しています。また、文部科学省・文化庁委託事業として、箏和くわく塾を運営し、多くの若き演奏家の育成を行っています。今回は齊藤氏が同演奏会のために作曲した箏曲「直実ぶし変容」が演奏されました。
箏曲「直実ぶし変容」は、熊谷出身の武将・熊谷次郎直実を描いた民謡の「直実ぶし」を題材としました。曲の描写は、源平の武将たちが、馬に乗って集まって来る様子から始まり、後に直実ぶしの旋律から離れ、源平合戦、「須磨」「一の谷の戦い」を彷彿させた、激しい場面へ展開し、また民謡の原曲に戻り終曲すします。

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05 藤間流日本舞踊藤蓉会【第16回地域伝統芸能今昔物語 熊谷文化創造館さくらめいと 太陽のホール 2023.11.23撮影】 [動画]

昨年11月23日に熊谷文化創造館さくらめいとで行われた「第16回地域伝統芸能今昔物語」の藤間流日本舞踊藤蓉会による「埼玉松坂」大和楽「舞」を、江南文化財センターYouTubeに公開しました。
藤間流日本舞踊藤蓉会は、会主の藤間勘蓉氏を中心として、テレビ番組での舞踊披露や、熊谷市の姉妹都市ニュージーランド・インバーカーギル市での海外公演など、日本舞踊の美しさを様々な場面で披露しています。現在では、後継者の育成に力を注ぎ、多くの門下生が高い舞踊の芸と美を発揮しています。
今回、披露される「埼玉松坂」は、郷土埼玉を主題にした歌謡に踊りをつけたもので、今回は、おもだか秋子氏の歌により、華麗な舞を披露しています。2曲目の大和楽「舞」は、日本古来の舞踊を原点に、四季折々の祈りを込めながら、日本の美しさや雅を主題とした作品となっています。

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04 相上神楽保存会【第16回地域伝統芸能今昔物語 熊谷文化創造館さくらめいと 2023.11.23撮影】 [動画]

昨年11月23日に熊谷文化創造館さくらめいとで行われた「第16回地域伝統芸能今昔物語」の相上神楽保存会による「浦安の舞」を、江南文化財センターYouTubeに公開しました。
相上神楽は、春と秋、大里地域の相上地区にある吉見神社の祭事として舞われている神楽です。天保6年(1835)8月の関東大洪水の際に人々が当神社に祈願したところ災害を免れたことから、神楽殿が建築され、その後、地元の人々が、坂戸の大宮住吉神楽から教えを受け、相上地区における神楽の伝承が始まりました。旧来の曲目には、「岩戸開」「氷の川」「大蛇退治」「剣玉」などがありましたが、一時活動を休止していました。現在では、戦後に流行した「浦安の舞」の披露を皮切りに、若い世代の伝承が進められ、原初の舞の復活に向けて取り組んでいます。この「浦安の舞」は戦前、昭和天皇によって制作された歌詞に基づき、神楽舞いが考案され、近代神楽の中でも広く知られる演目となっています。

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03 間々田万作おどり保存会【第16回地域伝統芸能今昔物語 熊谷文化創造館さくらめいと 2023.11.23撮影】 [動画]

昨年11月23日に熊谷文化創造館さくらめいとで行われた「第16回地域伝統芸能今昔物語」の間々田万作踊り保存会による「間々田万作踊り」を、江南文化財センターYouTubeに公開しました。
間々田万作おどりは、妻沼地域の間々田地区にある伊奈利神社の祭礼で、初午当日の神事の後に奉納されています。江戸時代以降、利根川の水運にも恵まれ、養蚕、米や麦などの豊かな生産地であった間々田地区では、五穀豊穣の祈りと、収穫の感謝を込めて、「万作おどり」が継承されています。江戸時代中期に他の地域の踊りからの影響を受けるなどして確立され、戦後において途絶えたことがありましたが、保存会の結成を契機に復活し、今日に至っていいます。
今回は、「下妻音頭」の陽気な踊りで幕開けし、「数え唄」で田畑仕事を思わせる動きが見られるその間に拍子木で活気を与える「口上」が加わります。そして「粉や踊り」で収穫の感謝を踊りで表現し、間々田万作おどりの将来を担う、熊谷市立男沼小学校の児童の皆様による踊りが披露されます。


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02 妻沼幼稚園【第16回地域伝統芸能今昔物語 熊谷文化創造館さくらめいと  2023.11.23撮影】 [動画]

昨年11月23日に熊谷文化創造館さくらめいとで行われた「第16回地域伝統芸能今昔物語」の妻沼幼稚園児による「実盛慕情」を、江南文化財センターのYouTubeに公開しました。
実盛慕情」は、斉藤別当実盛公敬仰会が石川県加賀市の実盛塚を訪れた際に、地元中学生による、実盛を偲ぶ詩舞「篠原慕情」に深い感銘を受けたことが契機となりました。平成5年、妻沼において詩舞「実盛慕情」が創作され、妻沼幼稚園の他、妻沼東中学校と妻沼西中学校の剣道部員による舞が今に受け継がれています。

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01 東別府祭ばやし保存会【第16回地域伝統芸能今昔物語 熊谷文化創造館さくらめいと 太陽のホール 2023.11.23撮影】 [動画]

昨年11月23日に熊谷文化創造館さくらめいとで行われた「第16回地域伝統芸能今昔物語」の東別府祭ばやし保存会による「東別府祭囃子」を、江南文化財センターのYouTubeに公開しました。
東別府祭囃子は、江戸中期より行われている東別府神社の夏祭りにおいて、神輿巡行の「力づけ」を行う役目があります。祭り当日、囃子は東別府の各字へと出向き、五穀豊穣・家内安全・悪疫退散を祈願して演奏を続けます。演目には、通称「ばか囃子」や「祭り囃子」などがあり、躍動的な囃子に、おかめとひょっとこの踊りが加わります。地区民の娯楽を兼ねた芸能として今日に継承されています

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熊谷市指定無形文化財 池上獅子舞 [動画]

昨年8月28日に撮影した熊谷市指定無形文化財「池上獅子舞」の動画を、YouTubeにupしましたのでご覧ください。
市内池上にある古宮(こみや)神社は、平安時代末期の建立と伝えられ、江戸時代に由緒ある古い社(やしろ)という意味から、「古宮」の社号を授けられました。神社に伝わる獅子舞は、室町時代に神主の茂木大膳が、京都石清水八幡宮で目にした獅子舞に感銘を受け、当地に伝えたものといわれています。
 この獅子舞は、三頭の獅子と「めんか」が一組となる勇壮な舞いで、神社の祭り行事として、「悪疫退散」「五穀豊穣」「家内安全」などの祈願のほか、「雨乞い神事」にも舞われてきました。



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