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駅弁掛紙14 [その他]

熊谷駅で売られていた駅弁の掛紙の紹介14回目。今回は大盛商店の「寿し」です。
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桜の花びらのイラストの中に「寿し」、背景に薄緑色に竹の葉のイラストが描かれています。左下には、「当駅よりの名所案内 熊谷寺直実墓 バス五分 櫻の名所熊谷堤 徒歩一〇分 国立公園奥秩父 電車八〇分 長瀞自然科学博物館 電車五〇分 松山城址 バス 四〇分 吉見百穴 バス 五〇分 足袋の行田市 バス二〇分電車一〇分」と記載されています。定価70円で、調整印は、(昭和)37.6.12の印が押されています。
「長瀞自然科学博物館」は、現在の「埼玉県立自然の博物館」。大正10年に、秩父鉄道株式会社が「秩父植物鉱物標本陳列所」を設立し、昭和24年「秩父自然科学博物館」と名称を変え、昭和54年に閉館。昭和56年に所蔵資料が埼玉県に移管され「埼玉県立自然史博物館」として開館し、平成18年に「埼玉県立自然の博物館」に名称変更し現在に至っています。

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新年 熊谷市指定有形文化財「木彫大仏坐像」(平戸の大仏)一般公開 [お知らせ]

 新年は、令和5年1月1日(日)はお休みを頂きまして、それに代え、1月2日(月)と1月3日(火)及び1月15日(日)の三日間の公開とさせて頂きます。
 また堂内には新たに、源宗寺本堂保存修理委員会によって展示パネルが設置されました。パネルでは、本堂及び平戸の大仏保存修理事業のこれまでの道のりをわかりやすく紹介しています。この機会に、是非お越しください。
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開催日時
令和5年 1月 2日(月)午前10時~午前12時
     1月 3日(火) 午前10時~午前12時
     1月15日(日) 午前10時~午前12時
※令和5年2月からはいつもどおり第一、第三日曜日の午前中です。
場所
源宗寺本堂(熊谷市平戸644)
交通
JR熊谷駅から徒歩25分。
自動車でお越しの際は熊谷市平戸644へ。本堂裏に駐車スペースあり。

 薬師如来像の薬壺や観世音菩薩像の蓮華、宝冠、胸飾りの復元は、令和5年4月の工事を予定しております。引き続きご支援の程宜しくお願い申し上げます。

問い合わせ
源宗寺本堂保存修理委員会
事務局 山川宏之(山川会計事務所内)
〒360-0015 熊谷市肥塚887-6
TEL:048-526-5874  
FAX:048-523-7525
URL:https://oobotoke.com/

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埼玉・県北地域の歴史を築いた根岸友山・武香の人物交流【ホテルガーデンパレス熊谷(熊谷市佐谷田) 2022.05.20撮影】 [普及事業]


 令和4年5月20日、ホテルガーデンパレス熊谷において講演会「埼玉・県北地域の歴史を築いた根岸友山・武香の人物交流」を開催しました。
 その様子を収録した動画をYouTubeで配信しています。どうぞご参照ください。
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〖水曜サロン・津田〗歴史講演会「渋沢栄一と養蚕 ―養蚕・製糸の歴史と熊谷のシルク文化―」【熊谷市津田集会所(熊谷市津田) 2021.12.08撮影】 [普及事業]



 令和3年12月8日、熊谷市津田集会所において歴史講演会「渋沢栄一と養蚕 ―養蚕・製糸の歴史と熊谷のシルク文化―」を開催しました。
 その様子を収録した動画をYouTubeで配信しています。どうぞご参照ください。
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〖水曜サロン・津田〗講演会 熊谷の大里地域と渋沢栄一、そして「坊っちゃん」先生を結ぶ道【熊谷市津田集会所(熊谷市津田) 2021.10.20撮影】 [普及事業]



 令和4年10月20日、熊谷市津田集会所において講演会『熊谷の大里地域と渋沢栄一、そして「坊っちゃん」先生を結ぶ道』を開催しました。
 その様子を収録した動画をYouTubeで配信しています。どうぞご参照ください。
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〖水曜サロン・津田〗NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」記念歴史講座「鎌倉殿と熊谷の文化遺産」【熊谷市津田集会所(熊谷市津田) 2022.10.26撮影】 [普及事業]


 令和4年10月26日、熊谷市津田集会所においてNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」記念歴史講座「鎌倉殿と熊谷の文化遺産」を開催しました。
 その様子を収録した動画をYouTubeで配信しています。どうぞご参照ください。
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『続膝栗毛』 [紀行]

江戸時代後期の戯作者十返舎一九(1765-1831)の『続膝栗毛』に、弥次さん喜多さんが熊谷宿を訪れた際の様子が記されているので紹介します。『続膝栗毛』は、『東海道膝栗毛』の続編で、弥次さん喜多さんが、金毘羅、宮島の参詣を終え、木曽街道を経て江戸に帰ってくる旅行記です。


此うち高柳、石はらをうちすぎて、くまがへのしゅくにいたる。
弥「ナントここに評判のそばやがあるといふことだ。いつぱいくつていかうか。」
北「ヲヲその梅本よ。ハハアここが布施田だな、これも評判のいいやどだ。ヤアそばやはこれだこれだ。(ト、打つれてかの梅本へはいり)」
弥「モシぶつかけをあつくして二ぜんたのみやす。」
そば屋「ハイハイかしこまりました(ト、さつそく二ぜんもつてきたると、)
北「なるほどいい蕎麦だ。そしてめつさうにもりがいい。したぢのあんばいも申分なしだ。
弥「コリャ一首やらずばなるめへ。熊谷の 宿に名だかき ゆえにこそ よくもうちたり あつもりの蕎麦」

下の写真は、十返舎一九の『続膝栗毛』12編上(国立国会図書館デジタルコレクション)に掲載されている熊谷宿の鳥観図です。そこに忍岡常丸の和歌が記されています。
「うららかに 春はさむさも うすすみに 霞いろとる くまかへの宿」
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〖水曜サロン・津田〗NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」記念歴史講座「熊谷次郎直実・蓮生と熊谷の文化遺産」【熊谷市津田集会所(熊谷市津田) 2022.06.08撮影】 [普及事業]


 令和4年6月8日、熊谷市津田集会所においてNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」記念歴史講座「熊谷次郎直実・蓮生と熊谷の文化遺産」を開催しました。
 その様子を収録した動画をYouTubeで配信しています。どうぞご参照ください。
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上尾谷津サロン1947長島記念館 講演会 講演『長島記念館と埼玉県北部地域における近代化』【長島記念館 2022.06.12撮影】 [普及事業]



 令和4年6月12日、長島記念館において講演会『長島記念館と埼玉県北部地域における近代化』を開催しました。
 その様子を収録した動画をYouTubeで配信しています。どうぞご参照ください。
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きかは便郵132 [きかは便郵]

昔の熊谷地域の絵葉書紹介132回目。今回は「片倉製糸会社熊谷製糸所観桜会」です。
この写真は、「片倉製絲會社熊谷製絲所観櫻出發前の光景」と印字されている、大正末から昭和初年にかけて撮影されたものです。
熊谷製糸所は、明治40年(1907)に三木原製糸所を片倉組が買収し、熊谷町で操業を開始しました。総面積34,197㎡の規模で、敷地内には、私立学校の熊谷青年学校が設置され、多くの女学生が働きながら学んでいました。
写真には、「観櫻会」と書かれた幟を持った軍服や背広を着た男性に混じって、振り袖の着物を着た女性が1,000人程写っています。
後の木造2階建ての建物前には、負薪読書の二宮尊徳像が設置されていることから、この建物は熊谷青年学校の校舎と思われます。この他工場敷地内には、寮、社宅、プール、バレーコート、バスケットコート、テニスコート、診療所などの施設が設置されていました。
熊谷青年学校は、働きながら料理・編み物・生け花などを学ぶ学校で、毎年3月に片倉熊谷製糸所の行事として入学式と卒業式が行われていました。
この観桜会も、会社を挙げての行事で、工場で働きながら学んでいた女学生を引率して、桜を見に行く時に撮影した記念写真と思われます。
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