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星溪園4 [建造物]

熊谷市指定記念物名勝「星溪園」の紹介。今回は、玉の池です。
この玉の池は、元和9年(1623)、荒川の洪水により当園の西方にあった土手(北条堤)が切れてできたものと伝えられています。その池には清らかな水が湧き出るので、「玉の池」と呼ばれ、この湧き水が星川の源となりました。
その後湧き水は、荒川河川敷の砂利の乱掘、周辺地域の都市化などの影響により、昭和30年代に枯渇してしまいましたが、昭和41年に六堰頭首工から取水した荒川の水(成田用水)を引き入れる改修工事を行い、池の水位を保っています。
写真は、その改修工事のため池の水を抜いた時のもので、玉石を積み杭で抑えて護岸している様子がわかります。
112_星溪園09.jpg
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