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きかは便郵124 [きかは便郵]

昔の熊谷地域の絵葉書紹介124回目。今回は「うちわ祭と花火大会」です。
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この写真は、熊谷の夏の風物詩となっている「うちわ祭」と「花火大会」の大正末年頃の様子を写したものです。
「うちわ祭」は、毎年7月20日から22日にかけて開催される八坂神社の例大祭です。明治時代に祭に合わせて渋うちわが配られたことからこの名がついたとされています。山車6台・屋台6台がお囃子を鳴らしながら練り歩く巡行を中心としたお祭で、毎年75万人が訪れ、関東一の祇園と称されています。
写真には、中山道を埋め尽くす大勢の人の中に、第壱本町区の山車を先頭に練り歩く山車・屋台が写っています。先頭の花みこしには、「小此木園」の看板が見えます。
今年のうちわ祭りは、新型コロナウイルス感染症対策を講じたうえで、7月20日(水)渡御発輿祭、渡御着輿祭など、7月21日(木)巡行祭など、7月22日(金)行宮祭、年番送りなどが行われます。露店の出店や、熊谷駅前の初叩き合いなどは行いません。
「花火大会」は、熊谷市政施行の翌年にあたる昭和9年8月18日に、「熊谷煙火大会」が、荒川河川敷で開催されたことに始まります。
その後、戦時下に中断され、昭和23年9月11日に戦災からの復興を願って「大熊谷復興煙火大会」が地元露天商組合の主催で開かれました。毎年45万人が訪れる関東でも最大級の、歴史ある花火大会として知られています。
今年の花火大会は、新型コロナウイルス感染防止の観点から、8月13日(土)に、無観客・短時間・分散開催で開催されます。
写真には、大正14年に完成した荒川大橋9連トラス橋の後方に、連発花火が打ち上げられています。
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