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前中西遺跡2-2 [発掘調査]

弥生時代中期の方形周溝墓の溝の中から、壺形土器が出土しました。
方形周溝墓とは、弥生時代から古墳時代前期にかけて盛行したお墓の形で、周囲に幅1~2m、深さ50㎝~1m程の溝を方形に巡らしたお墓です。大きさは、1辺が5~20mで、溝が全周するするものと、四隅が途切れるものなどがあります。
今回の調査で見つかっている方形周溝墓は、1辺が5m程の小型のもので、四隅が途切れます。写真の壺型土器は、溝の底からやや浮いた状態で横位で検出されました。無文で、口縁部を部分的に欠く、器高20㎝程の小形の壺です。
IMG_7970.jpeg
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