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前中西遺跡2-9 [発掘調査]

弥生時代の住居跡から出土した、磨製石斧を紹介します。
大きい方の磨製石斧は、長さ約16㎝で、大型蛤刃石斧と呼ばれています。これは、刃先が蛤の腹縁の形に似ていることから名づけられました。石質は緑色岩で、長野県北部地域から持ち込まれたと考えられています。
小さいほうの磨製石斧は、長さ3㎝程ですが、非常に良く磨かれています。石質は蛇紋岩系の石材と推測されます。
2点とも、住居跡床面から5㎝程浮いた状態で出土していることから、住居の廃絶後に廃棄されたものと判断されます。
IMG_8446.jpeg
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