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令和5年文化財防火デー火災防御演習 [普及事業]

 令和5年1月22日(日)、熊谷市妻沼の妻沼聖天山で令和5年文化財防火デー火災防御演習が開催されました。「文化財防火デー」とは、昭和24年1月26日に、法隆寺金堂の火災により重要な文化財が失われたことを契機に、文化財の保護を目的として昭和30年に制定されたもので、この日を中心に、文化財関係者や消防機関、地域住民が協力して、全国各地で消防訓練が行われています。
 本市でも毎年、市消防本部と市教育委員会の共催で消防訓練を実施しており、今年も妻沼聖天山の協力のもと、地元の消防団や近隣住民で組織される聖天山防災協力隊などが参加し、演習が執り行われました。
 聖天山境内に所在する国登録有形文化財「歓喜院籠堂」から出火し、国宝「歓喜院聖天堂」などへ延焼する危険性があることを想定して、放水銃での消火訓練や文化財の搬出、救命訓練などが実施されました。
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(左)放水銃による消火訓練         (右)文化財の搬出

 妻沼聖天山に所在する多くの文化財が地域の方々の協力によって守られていること、文化財が国民共有の貴重な財産であることを再認識することができました。


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