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駅弁掛紙22 [その他]

秋山商店駅弁掛紙

熊谷駅で売られていた駅弁の掛紙の紹介22回目。今回は秋山商店の「秋山亭特製幕の内弁当」です。
馬上の熊谷直実が、扇を挙げて、沖の敦盛を呼び止めている一の谷挙扇の図が描かれています。定価700円。
左側には「お願い お召し上り後の空箱等はひもで結び車内又は駅備付えつけの屑物入れにお入れください。」、下には「国鉄構内営業中央会会員 高崎線熊谷駅 秋山商店謹製」と記されています。
調整印は、(昭和)59年8月7日7時のスタンプが押されています。
この頃の熊谷駅は、昭和57年に上越新幹線が開通し、昭和58年には東部熊谷線が廃止となり、昭和62年には国鉄民営分割化が行われています。コンビニやファストフード店の普及により、駅弁を取り巻く環境は徐々に厳しさを増し、平成10年頃には熊谷駅から駅弁は姿を消していきました。
秋山亭特製幕の内弁当.jpg

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