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江南行政センター展示替 [展示]

江南行政センターに設置している展示ケース内の、資料展示替えを行いました。
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↑は、古墳時代後期(6世紀後半)の塩の塩古墳群西原第18号墳出土の須恵器甕です。この甕は、古墳の墳丘上から出土したもので、古墳被葬者への儀礼行為に伴い、故意に破砕したものと推測されます。この他この古墳からは、埴輪、象嵌(ぞうがん)大刀、金銅製耳飾、琥珀(こはく)玉等が出土しています。
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↑は、中西の中西遺跡出土の縄文時代後期の深鉢形土器です。4単位の大型波状口縁を呈し、波頂部は、環状の取っ手が付きます。波状口縁に沿って、隆帯が巡り、文様は施文されていません。外面は熱を受けており、内面には煤状の炭化した付着物が認められ、煮炊きに使用されたものです。
江南行政センターにお越しの際は、1階ロビー奥に展示していますので、ご覧ください。
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熊谷図書館ミニ企画展「書家・野口白汀展」 [展示]

熊谷市立熊谷図書館3階郷土資料展示室では、下記のとおりミニ企画展「書家・野口白汀展」を開催しています。
日本書道界の重鎮として活躍した、書家・野口白汀の作品を当館所蔵品より展示しています。文字を芸術に高めようと練磨と決意で美に立ち向かった書家の作品をご堪能いただければ幸いです。

期 間:令和5年3月7日(火)から 令和5年6月4日(日)まで
時 間:午前9時~午後5時
場 所:熊谷市立熊谷図書館3階 郷土資料展示室
     熊谷市桜木町2丁目33番地2
入場料: 入場料無料
休館日:毎週月曜日(祝日は除く)、3/22、4/7、5/12、6/2
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熊谷図書館ミニ企画展 熊谷ゆかりの逸品展 [展示]

熊谷図書館所蔵の熊谷ゆかりの資料のうち、公開の機会が少ない資料を厳選して下記の通り展示します。
展示品は、リトグラフ1点(斎藤三郎)、油彩画1点(北川正)、日本画2点(岡田雄皝、吉田翠鳳)、水墨画1点(奥原晴湖)、書2点(林有章、北村西望)、工芸1点(花輪滋實)、染色2点(染谷家)の計10点を展示しています。
ご鑑賞いただき、熊谷ゆかりの逸品が秘める幅広い魅力にお気づきいただければ幸いです。
会 期:令和4年12月6日(火)~令和5年3月5日(日)
休館日:毎週月曜日(祝日は除く)、12/28~1/4、1/6、1/10、2/3、2/21~3/1、3/3
会 場:熊谷市立熊谷図書館3階郷土資料展示室(熊谷市桜木町2丁目33番2)
時 間:午前9時~午後5時
主 催:熊谷市立熊谷図書館
問合せ:048-525-9463 熊谷市立熊谷図書館
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江南文化財センターテーマ展 わが街熊谷遺跡めぐり「下本郷遺跡出土遺物展」「瀬戸山古墳群第14号墳出土遺物展」 [展示]

 令和4年度下半期の企画展として、わが熊谷街遺跡めぐり「下本郷遺跡出土遺物展」と「瀬戸山古墳群第14号墳出土遺物展」を先日10月11日から、江南文化財センターホールにて開催しています。
 いずれの遺跡の発掘調査も個人専用住宅建設に伴い国庫・県費補助事業として、下本郷遺跡は平成28年度に、瀬戸山古墳群第14号墳は平成30年度に実施し、令和3年度末に調査報告書が刊行の運びとなりました。
 下本郷遺跡は、市内今井地区で新たに発見された平安時代と江戸時代の集落跡(展示は平安時代の土器ほか)です。一方、瀬戸山古墳群第14号墳は、市内平塚新田地区にある古墳時代後期の円墳とされ、その存在は知られていましたが、調査により規模と時期が判断できる埴輪が初めて発見されました。
 展示期間は、令和5年4月8日(金)までで、開館時間は午前9時~午後5時です。なお、江南文化財センターは土・日・祝日は休館ですが、来る11月13日(日)は、「埼玉県民の日」の関連事業で開館しています。
 みなさん、ぜひ足をお運びいただきご観覧ください。
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「下本郷遺跡出土遺物展」
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「瀬戸山古墳群第14号墳出土遺物展」

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令和3年度新指定熊谷市文化財速報展 [展示]

 本日から11月6日(日)までの会期で、熊谷市立熊谷図書館 3階 郷土資料展示室で開催されます。
 本展示は、令和4年3月31日付けで市文化財に指定された有形文化財・考古資料「中西遺跡出土遺物」「立野古墳群第12号墳出土遺物」の2件について、いち早く皆さんにご覧いただくために開催しています。この度の有形文化財・考古資料2件は、発掘調査による出土品としては、平成17年2月以来17年振りの指定となります。
 今回の展示は、江南文化財センターを皮切りに、熊谷市スポーツ・文化村「くまぴあ」と巡回し、3か所目の会場で最後となります。
 郷土展示室入口入って左手2番目の展示ケースです。是非、この機会に足をお運びください。
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住 所:熊谷市桜木町二丁目33番地2
電 話:048-525-4551
休館日:9月20日・26日、10月3日・7日・11日・17日・24日・31日
    11月4日
展示に関する問合せ:熊谷市立江南文化財センター 電話048-536-5062


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油彩画・大久保喜一展 [展示]

熊谷市立熊谷図書館3階郷土資料展示室で、下記のとおり「油彩画・大久保喜一展」が開催されています。
会 期:令和4年9月6日(火)~12月4日(日)
休館日:毎週月曜日、9/20、10/7、10/11、11/4、11/24、12/2
時 間:午前9時~午後5時
場 所:熊谷市桜木町2丁目33番地2 熊谷市立熊谷図書館3階郷土資料展示室
電 話:048-525-9463
大久保喜一(明治18年~昭和23年)は、本庄市に生まれました。東京美術学校(現在の東京藝術大学)の西洋画科へ入学し、油彩画を黒田清輝等の指導を受けました。作風は、師である黒田清輝譲りの外光表現を得意とし、「ガラスの大久保」と称されました。大正5年の第10回文展に初入選し、大正8年には、県下初の洋画団体「坂東洋画会」を結成し、多くの作品を制作する傍ら、里見明正や須田克太、上岡良など後進の育成に尽力しました。
今回の展示では、当館所蔵の熊谷市指定文化財3点のほか、デッサン画等を含めた9点を展示します。
丁寧に描かれたデッサン画や作品ごとに異なる光の表現の油彩画をご鑑賞ください。
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水墨画・蜂須秀雲展 [展示]

熊谷市立熊谷図書館3階郷土資料展示室で、下記のとおり「水墨画・蜂須秀雲展」が開催されています。
会期:令和4年6月7日(火)~9月4日(日) 休館日:毎週月曜日、6/3,7/1、7/19、8/5、8/12、9/2
時間:午前9時~午後5時
場所:熊谷市桜木町2丁目33番地2 熊谷市立熊谷図書館3階美術郷土資料室
電話:048-525-9463
蜂須秀雲(明治10年~昭和6年)は、熊谷市西別府で生まれ、幼少の頃より絵を好み、東方村(現在の深谷市)の江森天淵に南画を学び、雅号を秋湖としました。その後、田崎草雲の画風を学び雅号を秋雲と改めます。そして小室翠雲のもとで塾頭として画力を磨き、さらに池上秀畝に師事して秀雲と名乗りました。
今回の展示では、当館所蔵の蜂須秀雲の作品10点を展示します。墨の濃淡と淡彩で描かれた山水画、花鳥画をご鑑賞いただければ幸いです。
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油彩画・小島恭三展 [展示]

熊谷市立図書館3階郷土資料室で、現在ミニ企画展「油彩画・小島恭三展」が下記のとおり開催されています。
会 期:令和4年3月8日(火)~6月5日(日) 
休館日:毎週月曜日(祝日は除く)、4/1、5/6、6/3
会 場:熊谷市立図書館3階郷土資料展示室(熊谷市桜木町二丁目33番地2)
時 間:午前9時~午後5時
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 小島恭三(昭和11年-平成17年)はさいたま市に生まれ、年少時に熊谷市に移り住み、県立熊谷高校へ進学、卒業後は東京藝術大学美術部芸術学科で美術を学びました。大学卒業後は熊谷女子高校などの県立高校の美術教諭となりました。
自身の作品は、昭和33年に埼玉県美術展覧会で毎日新聞社賞を受賞して以来、県展や県北展入選を重ね、埼玉県を代表する画家として活躍しました。また、中央の公募展では春陽会展に出品し6度の入選を果たし、イタリア政府奨励金留学生に推薦され、昭和41年に渡欧して、イタリア美術研修を行うなどその才能は高く評価されました。
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池上・鶴巻遺跡出土遺物展について [展示]

 平成30年度、令和元年度に市内池上地内の池上、鶴巻遺跡の発掘成果について、江南文化財センターにて展示をおこないます。
 この調査は県営ほ場整備事業に伴う調査で、弥生時代中期の方形周溝墓、土器棺墓が検出されたほか、奈良・平安時代の河川跡から多量の土器とともに、墨書土器が出土しています。
 沼跡からは農耕具などの木製品、炭化米などが古墳時代前期の土器とともに出土していることから、未検出ですが、付近に水田が広がっていたことが窺えます。

以下の日程で展示いたしますので、コロナ感染対策等をしたうえでお越しください。

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展示風景

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左:土器棺墓 右:弥生土器

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墨書土器

場所 熊谷市立江南文化財センター (熊谷市千代329)
電話 048-536-5062
日程 令和4年4月1日(金)~9月30日(金)

【お願い】
新型コロナウィルス感染防止のため、次のご協力をお願いいたします。
1. マスクの着用をお願いします。
2. 以下に該当する場合には、参加をご遠慮ください。
  •体調が良くない(風邪の症状、倦怠感、味覚・臭覚の異常など)
  •体温が37.5度を超えている
   •過去2週間以内に海外渡航歴がある
   •同居家族や身近な知人などに感染が疑われる人がいる
   •新型コロナウィルス感染陽性とされた方との濃厚接触がある

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埼玉県立嵐山史跡の博物館スポット展「北武蔵の鎌倉武士」 [展示]

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 令和4年1月から、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の放送がはじまり、登場人物ゆかりの地では、さまざまな取り組みが進んでいます。
 埼玉県立嵐山史跡の博物館では、1月18日から常設展一部のスポット展示にて「北武蔵の鎌倉武士」が開催されています。埼玉県内には鎌倉時代初期に活躍した鎌倉武士の館跡や、鎌倉武士ゆかりの寺院・遺跡などが多く所在しており、その発掘調査では武士に関わる遺構や遺物が出土しています。スポット展示では、これらの出土品やドラマにも登場する畠山重忠・比企能員らのゆかりの地を写真パネルで紹介しています。

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 熊谷市の下田町遺跡の館跡からは、12世紀中頃から後半のかわらけなどが大量に出土しており、畠山氏の勢力下にあったとみる説があります。展示では、その出土品の一部を見ることができます。
会期は令和4年9月23日までです。この機会にぜひご覧ください。

会期
令和4年1月18日(火曜日)~令和4年9月23日(金曜日)終了予定

会場
県立嵐山史跡の博物館(嵐山町菅谷757)

観覧料
一般100円、高校生・学生50円(20名以上の団体の場合、一般60円、高校生・学生30円)
※中学生以下と障害者手帳を御提示の方(付き添い1名を含む)は無料です。障害者手帳アプリ「ミライロID」の提示でも減免が受けられます。

お問い合わせ先
県立嵐山史跡の博物館
〒355-0221 埼玉県比企郡嵐山町菅谷757
電話:0493-62-5896
ファックス:0493-61-1060

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