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油彩画・小島恭三展 [展示]

熊谷市立図書館3階郷土資料室で、現在ミニ企画展「油彩画・小島恭三展」が下記のとおり開催されています。
会 期:令和4年3月8日(火)~6月5日(日) 
休館日:毎週月曜日(祝日は除く)、4/1、5/6、6/3
会 場:熊谷市立図書館3階郷土資料展示室(熊谷市桜木町二丁目33番地2)
時 間:午前9時~午後5時
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 小島恭三(昭和11年-平成17年)はさいたま市に生まれ、年少時に熊谷市に移り住み、県立熊谷高校へ進学、卒業後は東京藝術大学美術部芸術学科で美術を学びました。大学卒業後は熊谷女子高校などの県立高校の美術教諭となりました。
自身の作品は、昭和33年に埼玉県美術展覧会で毎日新聞社賞を受賞して以来、県展や県北展入選を重ね、埼玉県を代表する画家として活躍しました。また、中央の公募展では春陽会展に出品し6度の入選を果たし、イタリア政府奨励金留学生に推薦され、昭和41年に渡欧して、イタリア美術研修を行うなどその才能は高く評価されました。
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池上・鶴巻遺跡出土遺物展について [展示]

 平成30年度、令和元年度に市内池上地内の池上、鶴巻遺跡の発掘成果について、江南文化財センターにて展示をおこないます。
 この調査は県営ほ場整備事業に伴う調査で、弥生時代中期の方形周溝墓、土器棺墓が検出されたほか、奈良・平安時代の河川跡から多量の土器とともに、墨書土器が出土しています。
 沼跡からは農耕具などの木製品、炭化米などが古墳時代前期の土器とともに出土していることから、未検出ですが、付近に水田が広がっていたことが窺えます。

以下の日程で展示いたしますので、コロナ感染対策等をしたうえでお越しください。

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展示風景

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左:土器棺墓 右:弥生土器

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墨書土器

場所 熊谷市立江南文化財センター (熊谷市千代329)
電話 048-536-5062
日程 令和4年4月1日(金)~9月30日(金)

【お願い】
新型コロナウィルス感染防止のため、次のご協力をお願いいたします。
1. マスクの着用をお願いします。
2. 以下に該当する場合には、参加をご遠慮ください。
  •体調が良くない(風邪の症状、倦怠感、味覚・臭覚の異常など)
  •体温が37.5度を超えている
   •過去2週間以内に海外渡航歴がある
   •同居家族や身近な知人などに感染が疑われる人がいる
   •新型コロナウィルス感染陽性とされた方との濃厚接触がある

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埼玉県立嵐山史跡の博物館スポット展「北武蔵の鎌倉武士」 [展示]

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 令和4年1月から、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の放送がはじまり、登場人物ゆかりの地では、さまざまな取り組みが進んでいます。
 埼玉県立嵐山史跡の博物館では、1月18日から常設展一部のスポット展示にて「北武蔵の鎌倉武士」が開催されています。埼玉県内には鎌倉時代初期に活躍した鎌倉武士の館跡や、鎌倉武士ゆかりの寺院・遺跡などが多く所在しており、その発掘調査では武士に関わる遺構や遺物が出土しています。スポット展示では、これらの出土品やドラマにも登場する畠山重忠・比企能員らのゆかりの地を写真パネルで紹介しています。

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 熊谷市の下田町遺跡の館跡からは、12世紀中頃から後半のかわらけなどが大量に出土しており、畠山氏の勢力下にあったとみる説があります。展示では、その出土品の一部を見ることができます。
会期は令和4年9月23日までです。この機会にぜひご覧ください。

会期
令和4年1月18日(火曜日)~令和4年9月23日(金曜日)終了予定

会場
県立嵐山史跡の博物館(嵐山町菅谷757)

観覧料
一般100円、高校生・学生50円(20名以上の団体の場合、一般60円、高校生・学生30円)
※中学生以下と障害者手帳を御提示の方(付き添い1名を含む)は無料です。障害者手帳アプリ「ミライロID」の提示でも減免が受けられます。

お問い合わせ先
県立嵐山史跡の博物館
〒355-0221 埼玉県比企郡嵐山町菅谷757
電話:0493-62-5896
ファックス:0493-61-1060

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追悼・志邨武久展 [展示]

熊谷市立図書館3階美術展示室で、企画展「追悼・志邨武久展」が開催されています。
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志邨武久氏は、昭和5年に熊谷に生まれ、昭和25年に東京藝術大学美術学部油絵科に入学、梅原龍三郎や安井曽太郎の指導を受け、その後は林武の指導を受けました。卒業後は昭和33年の五団体選抜新人展で新人賞を受賞、昭和38年にはフランスのルーブル美術学校へ留学しました。昭和40年に帰国すると、銀座・和光での個展や「和の会」の展示会を作品発表の場として、素晴らしい作品を世に発表しました。
昭和54年に熊谷市内に居を移すと、埼玉県美術展覧会の審査員、熊谷市美術展の審査員を歴任し、後進の指導にも力を入れました。これらの功績が認められ、熊谷市文化功労賞を受賞しました。
 今回展は、所蔵品を中心として、初期のエネルギッシュな作品から、画風を模索した時期、そして熊谷転居後に自らの作風を確立した時期など、氏の生涯をとおした作品をご覧いただければと思います。
ぜひ、多くの方のご来場をお待ちしております。
会 期:令和4年2月11日(金)~5月15日(日)
休館日:月曜日(祝日を除く)、2/24(木)、3/4(金)、3/22(火)、4/1(金)、5/6(金)
会 場:熊谷市立熊谷図書館 3階 美術展示室
時 間:午前9時~午後5時
入 場:無料
※新型コロナウィルス感染拡大防止のため、マスクの着用をお願いいたします。また、会場入り口で「万が一カード」へのご記入をお願いしております。
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埼玉県立文書館の企画展「古物を伝える-好古家たちの埼玉‐」 [展示]

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根岸武香(国立国会図書館所蔵)
 江戸時代中頃から明治時代に古器物に関心を持つ「好古家(こうこか家」と呼ばれる人々が各地域で様々の文化活動を行っています。彼らは出土品や伝来の器物・古文書等を蒐集し考察するなど、古器物保存や出版の活動まで行っています。蒐集品の多くは貴重な文化財として現在に伝えられているものも多いようです。
 現在、さいたま市所在の県立文書館の企画展では、好古家の一人として熊谷市冑山出身で、好古家の典型とされる「根岸武香」が紹介されています。根岸は吉見百穴の発掘を行い、本市上中条地内発見の埴輪や平安時代から戦国時代までの古文書などを蒐集保存しました。根岸の没後、資料の大半は国立博物館と国会図書館に寄贈され公開されています。また、同文書館にも根岸家文書が預けられ、公開活用が図られています。文化財保護の原点の活動ともいうべき根岸の功績を知ることのできる展企画展と思います。

企画展「古物を伝えるメッセージ―好古家たちの埼玉―」
場  所 さいたま市浦和区高砂4-3-18 [電話]問い合わせ048-865-0112
開館期間 令和3年12月14日から令和4年2月13日まで
開館時間 午前9時から午後5時まで、毎週月曜日と2月11日は休館
※入館無料  コロナ過の最中ですので見学に当たっては十分留意ください。
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災害の碑 [展示]

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 近年というか、最近各種災害が多発しているようにも感じられます。災害の発生は熊谷市でも例外ではありませんでした。過去の風水害、地震・火山噴火などによる天災は周期的にやって来ることが明らかになっています。先人たちはこのことを体験的に学び後世の人たちに伝えるために「天災は忘れたころにやって来る」という言葉を残し、災害に関係した場所には「伝承碑」を建て、災害の記憶と復興への努力を伝えるなどの様々な「記憶遺産(情報)」を遺しています。
 今月から「埼玉県立川の博物館」では埼玉県内の災害に係る「伝承碑」を紹介する展示が開かれています(冬期企画展「埼玉県の災害伝承碑」)。熊谷市内に残る碑を始め関係資料も紹介されていますので、埼玉県内の災害の歴史を知る良い機会と思います。
 なお、ポスターに掲載された「備前渠再興碑」は市内八木田の水道施設脇に所在する碑でこの碑自体も最初の碑が痛んできたために再興されたものです。この碑には天明3年(1783)に起こった浅間山噴火に伴う火山泥流により利根川の流れが変わり、灌漑水路であった備前渠に発生した被害と復興までの来歴などが記されています。

 企画展名 「埼玉県の災害伝承碑」  
 場  所 埼玉県立川の博物館 寄居町小園39 でっかい水車がランドマーク
 会  期  令和4年1月15日(土)から 同年3月6日(日) 休館―月曜日
 開館時間  9:00 ~ 17:00  [電話]  048-581-7333
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企画展『瓦塔と瓦堂』開催中 ―立正大学博物館(熊谷熊谷キャンパス内)― [展示]

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 仏教の伝来後、日本全国に寺院が建てられ、熊谷市内にも塔・金堂などの本格的な伽藍を持った西別府廃寺、寺内廃寺始めとする古代寺院遺跡が所在しています。当時の建物はすでに失われていることから、本来の姿を知ることは難しいかもしれません。
 瓦塔・瓦堂は本来の寺院建物を模して造られたミニチュアともいえる遺物で、祀られた寺院跡や造られた窯跡などから出土しています。丹念な作りから破片となっても元の建物の姿を想像させてくれます。市内からは上記2遺跡から出土した遺物が紹介されています。生産遺跡との比較も試みられており精選された展示となっています。また、小図録も用意されており、見ておきたい企画展と思います。
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企画展入り口
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展示室の様子
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『第11回くまがや景観写真展』が開催中です [展示]

 「第11回くまがや景観写真展」が市内4箇所の会場で開催されています。
 写真展では、昭和の熊谷の街並みや星川の様子を見ることもできます。お近くの会場に是非足をお運びください。
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写真は、江南行政センターでの展示の様子

写真展日程
・大里コミュニティセンター(水曜日を除く)
 10月26日(火曜日)から11月7日(日曜日)まで
・江南行政センター(土曜日、日曜日、祝日を除く)
 11月9日(火曜日)から11月18日(木曜日)まで
・熊谷市役所本庁舎(日曜を除く)
 11月20日(土曜日)から12月1日(水曜日)まで
・道の駅 めぬま(開催期間中は休館日なし)
 12月3日(金曜日)から12月12日(日曜日)まで



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令和3年度企画展 ~くまがや発掘60周年~熊谷を彩る発掘出土品展 [展示]

 現在、熊谷図書館の美術展示室では、企画展「~くまがや発掘60周年~熊谷を彩る発掘出土品展」が開催中です。この展示会は、市内の発掘調査を主に実施した、熊谷市教育委員会、埼玉県埋蔵文化財調査事業団、立正大学による発掘出土品の「名品」、「優品」、「珍品」を一堂に紹介しているものです。東京国立博物館が所蔵する国指定重要文化財の「埴輪 短甲の武人」、「埴輪 馬」も里帰りしています。
熊谷市の考古資料の優品が一堂に見られる貴重な展示会となっていますので、この機会にぜひご観覧いただければと思います。
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【開催概要】
会期:10月23日(土)~11月28日(日)
[休館日:毎週月曜日、11月4日(木)・5日(金)・24日(水)]
開館時間:9時~17時
観覧料:無料
会場:熊谷市立熊谷図書館 3階 美術展示室
    熊谷市桜木町2-33-2 048-525-9463
交通機関:JR高崎線・秩父鉄道「熊谷駅」南口下車徒歩5分


 展示風景の画像はこちらでご覧になれます。
  https://www.city.kumagaya.lg.jp/smph/kanko/event/bunka/hakkututen.html
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県立の博物館2館で市内の出土品が展示中です② [展示]

 行田市にある埼玉県立さきたま史跡の博物館では、令和3年度最新出土品展「地中からのメッセージ」が開催され、令和3年度までの発掘調査出土品や整理報告が終了した、旧石器時代から近世までの各遺跡の出土品が展示されています。
本市からは、弥生時代の池上遺跡、古墳時代の鶴卷遺跡の土器や、中世の諏訪木遺跡の板碑、埋蔵銭などの出土品が展示中です。
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【開催概要】
会期:10月9日(土)~11月21日(日) 11月8日(月)・15日(月)は休館
開館時間:9時~16時30分(入観は16時まで)
観覧料等:一般 200円、学生 100円
     中学生以下、障害者手帳をお持ちの方(付添1名を含む)は無料
会場:埼玉県立さきたま史跡の博物館
   〒361-0025 行田市埼玉4834
   048-559-1181

 詳細は博物館公式ホームページをご確認ください。
  https://sakitama-muse.spec.ed.jp/

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