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野原古墳出土埴輪の調査 [古墳時代]

昨日から國學院大學関係者が、野原古墳出土埴輪の調査のために来所しています。
野原古墳は、全長40m程の前方後円墳で、昭和5年に畑の開墾中に出土した「踊る埴輪」が有名です。現在、その時に出土した他の埴輪等とともに、東京国立博物館に収蔵されています。また、国学院大学博物館にも、踊る埴輪とともに出土したとされる武人埴輪1体が収蔵されています。
その後、昭和37年に発掘調査が行われ、埴輪等が出土してますが、正式な報告書は刊行されていなく、出土遺物は各機関が収蔵しており、全容は掴みきれていないのが現状です。
今回、国学院大学博物館で収蔵する武人埴輪の修復を契機として、各機関で所蔵する埴輪の調査を行うこととなり、当センターにも調査に訪れたということです。
調査では、写真撮影のほか3Dスキャナーによる計測も行い、興味深い新たな知見が得られたようです。今後、國學院大學より調査成果の発表がなされると思いますが、楽しみです。
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