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星川鯉つり大会 [その他]

昭和28年に撮影された市内の紹介3回目。
今回は、星川で行われた鯉つり大会の写真です。
星川の上には横断幕が掲げられており、「市制二十周年記念 市長杯争奪戦 九時~四時 鯉つり大会 懸賞つり 十二日十三日 主催 大里漁業協同組合 共催 ヤマキ 八木橋百貨店」と書かれており、市制二十周年を祝して開催されたことがわかります。
星川の両岸には、大勢の人が釣竿を手に川面を見つめています。
この魚つり大会は、その後定期的に行われていたようで、昭和34年に行われた魚つり大会の様子の動画(熊谷市立熊谷図書館YouTube)が撮影されています。
星川鯉釣り大会2.jpg
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「小学生が描く熊谷の古代」絵画コンクール作品特選賞 [お知らせ]

江南文化財センター開館15周年記念事業「小学生が描く熊谷の古代」絵画コンクール作品の特選賞が決定しましたので紹介します。
今回、当センター開館15周年を記念し、市内の小学生を対象に「熊谷の古代」をテーマとした絵画を募集したところ、応募総数149点と多数の御応募をいただき、ありがとうございました。
2月21日に審査員5名による厳正なる選考を行った結果、以下の4作品が特選賞に選出されました。
この4作品につきましては、江南文化財センター入口の床面装飾のデザインとして採用させていただきます。
knk_023-1_l.jpg熊谷西小学校 楊 孝愛 さん
knk_146-1_l.jpg熊谷西小学校 三浦 英愛 さん
knk_012-1_l.jpg妻沼南小学校 鈴木 佐英 さん
knk_024-1_l.jpg江南南小学校  岡部 心春 さん
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「BUNKAZAI情報」第35号発行 [普及事業]

江南文化財センターの情報誌「BUNKAZAI情報」第35号を発行しましたので、お知らせします。
昨年秋から現在までの本市の文化財保護事業について、「源宗寺木彫大仏坐像保存修理事業」「古代祭祀イベント」「上之土地区画整理地内遺跡発掘調査」「西別府遺跡確認調査」「第16回地域伝統芸能今昔物語」など多様な文化財の保護、啓発事業を中心に紹介しています。
こちらからダウンロードしてご覧ください。
bunkazaihouhou35-1-1.jpg
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熊谷測候所

昭和28年に撮影された市内の紹介2回目。
今回は「熊谷測候所 気象展」です。
木造瓦葺の平屋建物の入り口には「気象展」の看板が掲げられています。門の前には、この気象展を見に来た中学生が並んでいます。
この「気象展」は、現在行われている「お天気フェア」(気象台の中を見学する「見学ツアー」や天気図の書き方を体験する「天気図を書こう」など気象に関する展示)の前身企画展と思われます。
熊谷地方気象台は、明治29(1896)年12月1日に埼玉県熊谷測候所として気象観測などの業務を開始しました。昭和14(1939)年に国営となり、昭和32(1957)年には熊谷地方気象台と改称して現在に至っています。熊谷地方気象台は、創設以来、百年以上にわたって移転をしていない、全国でも数少ない気象観測所の一つです。
昭和40年(1965)に、鉄筋コンクリート造りの現庁舎が完成しており、開業当初の測候所の姿を伝える写真となっています。
気象展3.jpg
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東善寺木造阿弥陀如来立像の埼玉県有形文化財指定について [お知らせ]

このたび埼玉県教育委員会では、埼玉県文化財保護審議会の答申を受け、3月11日開催の教育委員会において「東善寺木造阿弥陀如来立像」を県指定有形文化財の新規指定審議し、これを決定し、3月15日(金)の県報告示により、正式に指定となりましたのでお知らせします。
木造阿弥陀如来立像(もくぞうあみだにょらいりゅうぞう)は、熊谷市代に所在する曹洞宗東善寺に伝来した阿弥陀如来立像です。針葉樹の一木造で、玉眼(水晶をはめ込んだ眼)、漆箔(しっぱく:漆で金箔を貼る)の仏像です。像高69.0cm。伝来の経緯は不明ですが、その作風や洗練された技法から快慶もしくは快慶周辺の仏師による制作と考えられ、制作時期は13世紀前半と推定されます。本県における13世紀前半の仏像のうち、製作優秀で文化史上貴重なものと評価されました。
本仏像は現在、熊谷市立熊谷図書館に寄託されています。
amidanyorai.jpg
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「旧長島家住宅」国登録有形文化財に [お知らせ]

この度、「旧長島家住宅主屋」、「旧長島家住宅米蔵」等計8件の建造物および工作物が国の文化審議会文化財分科会の審議・議決を経て、令和6年3月6日付け官報告示により、国の登録有形文化財(建造物)になりました。
旧長島家住宅は、市内小八林に所在する長島記念館(埼玉銀行頭取・会長を勤めた故・長島恭助の生家を利用した記念館)内に所在する建物で、主屋・米蔵・前蔵・裏蔵・表門・木戸門・長屋塀・外塀で構成されます(いずれも国登録有形文化財)。なお、長島記念館・邸宅は、平成31年3月29日に市史跡に指定されています。
主屋の周囲に米蔵、前蔵、裏蔵を配し、主庭の入り口に木戸門を建て、表門、長屋塀、外塀が広がる広大な屋敷地を画しています。
江戸時代後期の建築である主屋は、広い土間と田の字型の間取りの西側に「上段の間」が設けられていて、旧家の風格が感じられます。さらに、米蔵や表門などいずれの建造物も、歴史的な景観をつくるとして、高く評価されました。
この機会に、ぜひご覧ください。
omoya01.jpg旧長島家住宅主屋(正面)江戸時代後期建築
maegura.jpg旧長島家住宅前蔵 大正9年建築
uragura.jpg旧長島家住宅裏蔵 大正3年頃建築
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荻野吟子生家の絵 [展示]

熊谷市立荻野吟子記念館に展示されている荻野吟子の生家が描かれている絵を紹介します。
この絵は、群馬県千代田町の田島功一氏が描いたもので、現在は利根川の堤外となっている吟子の生家が復元的に描かれています。「荻野吟子生誕地俵瀬から対岸赤岩を望む」と記載され、荻野吟子の生家を、南上空から描いた水彩画です。
俵瀬村の名主を務めた荻野家は、広い敷地に寄棟造の長屋門と笠塀で囲まれています。中央に瓦葺2階建ての母屋、西側に2棟の蔵、東側には納屋が建てられています。母屋の屋根には養蚕用の高窓(抜気窓)が2つ設けられています。 屋敷の北側には防風林が植えられており、東側には利根川に注ぐ小川が流れ、南西には池があります。 周囲は、茅葺屋根の家々と畑があり、様々な作物が植えられています。 屋敷の裏手には、葛和田渡船場の桟橋があり、利根川には、江戸からの物資を運ぶ帆掛け船が上っています。対岸は、赤岩村の集落で、森の中には、生家の長屋門を移築した光恩寺の屋根が見えます。 遠方の山並みは、男体山をはじめとする日光連山が描かれています。
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オートバイサーカス [その他]

昭和28年に熊谷市内を写した写真を紹介します。
場所は不明ですが、オートバイサーカスの興行を行っている木造の仮設小屋が写っています。小屋の前には実物のオートバイが展示されています。
掲げられた木製看板には、オートバイの絵が描かれており、大きな幟旗が立てられています。看板には「■■■懸賞金付!特別大興行 決死的大冒険 直立■壁曲乗り」と書かれています。
この他熊谷市内では、上熊谷駅前広場で、シバタ大サーカスが大正11年から昭和38年まで、矢野大サーカスが昭和26年頃、カキヌマ大サーカスが昭和45年、赤城久伊豆神社境内で東京サーカスが昭和57年に興行を行っています。シバタサーカスの初代団長柴田隆英は、昭和2年熊谷講演中に急死したため、熊谷寺の墓地に葬られました。
熊谷は関東でも有数のサーカスが数多く興行を行った町でした。
〈参考〉
「コラム 絵葉書で見る熊谷の歴史⑩」『熊谷市史研究』第13号 令和3年 熊谷市教育委員会
「熊谷懐古点描⑨サーカス」『一枚の絵葉書から学ぶ発行当時の熊谷の郷土史』 令和5年 熊谷雑学研究所
サーカス公演2.jpg
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07 青桐会【第16回地域伝統芸能今昔物語 熊谷文化創造館さくらめいと 太陽のホール 2023.11.23撮影】 [動画]

青桐会は安井博親(荻江幸代)氏を会主として、山田流箏曲を主に、世代を超えた伝習と日々の錬磨を続けています。
荻江節は江戸時代中期に長唄の唄方を引退した荻江露友(不詳~1787)が、座敷での演奏の機会に、鳴り物を用いず、三味線のみで唄うことを始めたことから、この「荻江の節」を発端として「荻江節」の流れが確立されました。
今回演奏する「竹」は、松竹梅で語られる縁起物の舞踊に花を添える演奏として知られ、その優美な雰囲気の中に、まさに竹が伸び行くような力強さもある名曲です。荻江節伝承の第一人者、安井博親氏と、田村博子氏の三味線による演奏からは、荻江節の神髄とも表現できる繊細かつ情感ある声と音が美しく響きます。

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Sketchfabで3D画像の公開を始めました [普及事業]

この度、Sketchfabにて熊谷市内に所在する文化財の3D画像の公開を始めました。
現在公開している画像は、「押切波乗り弁財天」、「権現坂埴輪窯跡出土盾持人物埴輪」、「中条古墳出土盾持人物埴輪」、「樋春穴薬師」の4点ですが、今後順次増やしていく予定です。
QRコードまたは次リンクから、公式ページをご覧ください。followもよろしくお願いします。
スケッチファブA4.jpg
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