SSブログ

ふくの神 [その他]

昨年、市内前中西遺跡の発掘調査に伴う、表土剥ぎの際に出土したフィギュアを紹介します。
剃髪された頭には深い皺が刻まれ、長いあごひげをたくわえ、にこやかにほほ笑む老人。右手には杖を持ち、後ろに「福」と書かれた半纏を着て、足には草鞋を履いています。樹脂製で、全高6.1㎝、草鞋長1.8㎝、頭径1.8㎝を測り、自立します。
さてこのフィギュアは何か。ぱっと見は、ビックリマンチョコのキャラクター「花咲き仙人」か、七福神の福禄寿かと思いましたが、ヒントは背中の「福」の字の下に刻まれた「ふくの神 水木・東動」にありました。「水木」は「水木しげる(1922-2015)」、「東動」は「東映動画」です。
画像検索では、あまり人気の無いキャラクターなのか、これと同じフィギュアは確認できませんでしたが、当時の消しゴムに同じポーズをとるものがあり、水木しげるの「ゲゲゲの鬼太郎」の中に出てくるキャラクター「ふくの神」であることがわかりました。
「ゲゲゲの鬼太郎」は、昭和43年から東映動画の制作でテレビ放映され、当時の子どもたちに人気を博しました。したがってこのフィギュアの製作年代もその頃と推測されます。
IMG_7393.jpegIMG_7390.jpeg

nice!(0)  コメント(0) 

熊谷市指定有形文化財「木彫大仏坐像」(平戸の大仏)クラウドファンディング実施中 [お知らせ]

 埼玉県熊谷市の源宗寺には江戸時代初期に制作された「平戸の大仏」が伝わっています。県内の木造寄木造の仏像としては最大級で、熊谷市の文化財にも指定されています。   
 近年の調査で老朽化が著しいことが判明し、3年にわたり修復を進めています。現在は修復の2期目の作業が進行中。今回は造形的に重要な欠損部分の復元を行い、いよいよ修復が完結します。そのための修復費をクラウドファンディングで募っています。
 地域に残る貴重な文化財を守り、後世に残していくため、クラウドファンディングを通して皆さまのお力をお借りできれば幸いです。どうぞよろしくお願いいたします!
IMG_9797.jpeg
【目標金額】
120万円
【募集期間】
2023年4月26日(水)~6月13日(火)
【リターン】
ポストカード・修復報告書・御朱印・仏像内にお名前納入・オリジナル落雁・オリジナルラベル日本酒・絵馬・麻袋・大仏持物レプリカ など
【お問い合わせ】
源宗寺護持会(担当:高橋俊雄)
〒360-0021
埼玉県熊谷市平戸1968番地1
TEL:090-8644-3946
Email:taka-2003@jcom.zaq.ne.jp

プロジェクトの詳細・ご支援はこちらから
https://camp-fire.jp/projects/view/670275

※ネットでの申込やデジタル等での払込が難しい場合には、現金にて代理受理も行っています。源宗寺護持会クラウドファンディング事務局長(高橋俊雄:090-8644-3946)までご連絡ください。

nice!(0)  コメント(0) 

星溪園で素敵な思い出を残してみませんか。 [その他]

 星渓園は、竹井澹如翁が別邸を設けた慶応年間から明治初年にかけて作られた回遊式の庭園で市の名勝に指定されています。元和9年(1623)に起きた荒川の洪水で星渓園の西片にあった土手が切れてできた「玉の池」を中心に、竹林を植え、名石を集めて造られました。
正門をくぐり園内に入ると玉の池を囲むように散策路があり、四季折々の風景を楽しむことができます。また、園内には、星溪寮、松風庵、積翠閣の3つの建物があり、お茶会や成人式、結婚などの記念撮影の場としてもご利用いただけます。
 四季折々の色鮮やかな自然を借景に、星渓園で素敵な思い出を残してみてはいかがでしょうか。
FFF9AF46-0D77-44D8-9C95-6A94A1F897A1.jpeg7FD68CAD-408D-4A45-A386-A12C81C5EA8B.jpegF8CB6212-9F8F-4482-9C6C-6FF9D4D0179E.jpeg
撮影:きゅ〜@harmonicagraphy(https://instagram.com/harmonicagraphy?igshid=YmMyMTA2M2Y=
・この写真は星渓園利用者のカメラマンきゅ〜(@harmonicagraphy)さんにご提供いただきました。

利用案内
開園時間
9時から17時まで(11月1日から2月末日までは、9時から16時まで)
休園日
月曜日と12月27日から1月4日までの年末年始(ただし月曜日が休日の場合は翌日になります。)
所在地
熊谷市鎌倉町32番地(JR熊谷駅から徒歩約18分、秩父鉄道上熊谷駅から徒歩約3分)駐車場は6台分ですので、満車の場合は市営本町駐車場をご利用ください。
料金
入園は無料ですが、建物など施設を利用する場合は、有料になります。施設を利用予約するには、事前に利用者登録の手続きが必要です。
↓詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.kumagaya-bunkazai.jp/museum/seikeien_kai201910.htm

nice!(0)  コメント(0)