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星溪園の晩秋、ふとした雑感。 [記念物]

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星溪園星溪寮立礼席からの眺め

星溪園の晩秋を想い、ふとした雑感を。

まだ紅葉には早い。一年は巡り、留まることを知らない。長らく留まってほしいと願うことも、早く過ぎ去ってほしいと願うことも、人間が過ごす有限の時間の中では刹那に近い。ただ、そこにある瞬間瞬間を受け止めよう。無視することなく、または拡大解釈することなく、素直に受け止めよう。次につながる一つの瞬間が、永遠にあってほしいと思うくらいに、向き合う必要がある。一瞬が永遠たるに相応しい価値があると捉えることができるまで、挑む。力みすぎずして、取り組む。死はいつか訪れる。その時まで、永遠に向き合いたい何かを見出すことができたのなら、幸いなのだろう。星溪園には晩秋が訪れている。




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