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木彫大仏坐像(平戸の大仏)保存修理 進捗状況 [仏像]

 市内平戸の源宗寺新本堂では、先週に引き続き熊谷市指定有形文化財「木彫大仏坐像」(平戸の大仏)の保存修理が進められています。
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 本堂及び仏像の保存修理事業には、非常に多くの方々からご協力を賜り、1万円以上のご寄附をいただいた方(承諾者に限る)は名簿に記載の上、「令和の奉伽帳」を作成して大仏の体内に奉納することが決定しています。納入場所は、薬師如来坐像の頭部内を予定しており、この日は、仏像の寄付者名簿を納入するための準備が行われていました。
 仏像は、寄木造で桶のような構造をしており、中が空洞となっています。薬師如来の肉髻上部は、蓋のように2つの部材が被さるような構造となっており、像の上部から寄付者名簿を納入します。
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 寄付者名簿を置く台にするための中敷きの板を、薬師如来の頭部内の形に合わせて八角形に作成し薬師如来の頭部に納めました。

 来週14日には、足場が撤去され、仏像の第Ⅰ期保存修理もいよいよ終盤に差し掛かります。

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