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熊谷測候所

昭和28年に撮影された市内の紹介2回目。
今回は「熊谷測候所 気象展」です。
木造瓦葺の平屋建物の入り口には「気象展」の看板が掲げられています。門の前には、この気象展を見に来た中学生が並んでいます。
この「気象展」は、現在行われている「お天気フェア」(気象台の中を見学する「見学ツアー」や天気図の書き方を体験する「天気図を書こう」など気象に関する展示)の前身企画展と思われます。
熊谷地方気象台は、明治29(1896)年12月1日に埼玉県熊谷測候所として気象観測などの業務を開始しました。昭和14(1939)年に国営となり、昭和32(1957)年には熊谷地方気象台と改称して現在に至っています。熊谷地方気象台は、創設以来、百年以上にわたって移転をしていない、全国でも数少ない気象観測所の一つです。
昭和40年(1965)に、鉄筋コンクリート造りの現庁舎が完成しており、開業当初の測候所の姿を伝える写真となっています。
気象展3.jpg
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