日本の技フェア~文化財を守り続けてきた匠の技~ [普及事業]
令和3年11月20日(土)、21日(日)、東京都千代田区のベルサール秋葉原にて、文化庁主催によるイベント「日本の技フェア~文化財を守り続けてきた匠の技~」が開催され、文化財を未来に残していくための修理技術や材料・道具を制作する技(文化財の保存技術)が一堂に集まりました。
イベントには、全国各地から34もの選定保存技術保存団体が参加し、原材料や道具の展示、職人による実演が行われました。
檜皮葺の実演や建造物装飾の彩色や金箔押しの実演、繭から糸を紡ぐ糸取りの実演など、どれも普段は見ることができない貴重なものばかりで、会場にいた多くの方たちが職人の技に見入っていました。
本市では、今年度新たに木工・漆工の技術者である花輪滋實氏が、国の選定保存技術者に選定されました。選定保存技術の名称は「表具用木製軸首製作」で、この項目では日本初の国選定となります。「表具用木製軸首製作」とは、「軸先」とも呼ばれ、書画などを収めた掛け軸の下部にある左右の部分で、掛け軸を安定させる役割があるほか、巻いて収納する際に手を添える円柱状の部分を指します。会場では、装潢(そうこう)修理の一部として、「表具用木製軸首製作」についての解説や軸首の展示も行われていました。
イベントには、全国各地から34もの選定保存技術保存団体が参加し、原材料や道具の展示、職人による実演が行われました。
檜皮葺の実演や建造物装飾の彩色や金箔押しの実演、繭から糸を紡ぐ糸取りの実演など、どれも普段は見ることができない貴重なものばかりで、会場にいた多くの方たちが職人の技に見入っていました。
本市では、今年度新たに木工・漆工の技術者である花輪滋實氏が、国の選定保存技術者に選定されました。選定保存技術の名称は「表具用木製軸首製作」で、この項目では日本初の国選定となります。「表具用木製軸首製作」とは、「軸先」とも呼ばれ、書画などを収めた掛け軸の下部にある左右の部分で、掛け軸を安定させる役割があるほか、巻いて収納する際に手を添える円柱状の部分を指します。会場では、装潢(そうこう)修理の一部として、「表具用木製軸首製作」についての解説や軸首の展示も行われていました。