「平戸の大仏」修復のためのクラウドファンディング開始! [お知らせ]
9月14日(火)より、熊谷市指定有形文化財 木彫大仏坐像(「平戸の大仏」)を修復するためのクラウドファンディングが開始されました。
昨年の調査で像全体の老朽化が著しく、修復に緊急性を要することが判明しました。現在修理中の本堂に多大な費用がかかっており、大仏の修復まで資金が至らない状況です。
大仏を護るため、源宗寺護持会と地域文化財の修復や保護の支援を行う(株)文化財マネージメントが主体となって、クラウドファンディングを実施し、全国から支援を募っています。
「平戸の大仏」を修復し、後世に残すために、ご支援とご協力のほどよろしくお願いいたします。
【クラウドファンディング】
募集期間:2021年9月14日(火)~10月29日(金)
目標金額:210万円
リターン(特典):ポストカード、お名前の納入、修理報告書、銘菓、日本酒、古瓦、レプリカ、文化財ツアー等
↓支援プロジェクトはこちらからご覧いただけます。
https://camp-fire.jp/projects/view/452077?list=prefecture_saitama_projects_fresh
源宗寺本堂、仏像保存修理事業 進捗状況 [その他]
市内平戸の源宗寺境内では、曼珠沙華の花が咲き始めました。
本堂の建築工事も順調に進み、外壁の漆喰も真っ白に美しく仕上がり、内部の床板もすべて張り終わりました。
(本堂内部の様子)
本堂脇の仮小屋では、吉備文化財修復所の牧野隆夫先生、スタッフの皆さんが台座と光背の清掃・補修作業を進めています。埃まみれで漆の塗り面も定かでなかった光背も見違えるようにきれいになりました。
弱った木材には樹脂を注入し、木質を強化し、欠損部分は新たな木材や漆木屎で補います。
(木質の強化処理の様子)
(欠損部分を補った光背の様子)
来月には台座と光背を本堂に搬入し、光背は仮置きし、台座は本堂内で補修作業を引き続き行っていく予定です。
本堂の建築工事も順調に進み、外壁の漆喰も真っ白に美しく仕上がり、内部の床板もすべて張り終わりました。
(本堂内部の様子)
本堂脇の仮小屋では、吉備文化財修復所の牧野隆夫先生、スタッフの皆さんが台座と光背の清掃・補修作業を進めています。埃まみれで漆の塗り面も定かでなかった光背も見違えるようにきれいになりました。
弱った木材には樹脂を注入し、木質を強化し、欠損部分は新たな木材や漆木屎で補います。
(木質の強化処理の様子)
(欠損部分を補った光背の様子)
来月には台座と光背を本堂に搬入し、光背は仮置きし、台座は本堂内で補修作業を引き続き行っていく予定です。