源宗寺本堂保存修理事業 進捗状況 [お知らせ]
令和3年4月に着工した源宗寺本堂も、いよいよ完成が近づいてきました。9月28日、本堂を囲むように設置されていた足場が解体され、その全貌が現れました。大変立派なお堂です。
向拝唐破風屋根の龍の鬼瓦にも、胴体が取り付けられました。旧本堂の鬼瓦のうち、再利用可能な瓦を使用しました。
旧本堂は、内部が薄暗く外からでは中の様子がほとんど見えませんでしたが、新本堂は、真っ白な漆喰壁が、東面と西面に設置した窓から光を取り込んで反射し、内部は柔らかな明るさに包まれています。
本堂脇の仮小屋では、吉備文化財修復所による大仏の台座・光背の補修作業が着々と進められています。
来週10月5日には、台座・光背を本堂へ搬入し、その後は残りの作業を本堂内部で継続します。
搬入作業は、午前10時より開始です。見学可能ですので、ご興味のある方は是非お越しください。
【平戸の大仏 台座・光背の移動】
日 時:令和3年10月5日(火) 午前10時~
場 所:源宗寺境内(熊谷市平戸644)
星溪園俳句講座-名園で俳句をー [記念物]
源宗寺本堂保存修理事業進捗状況 [その他]
市内平戸の源宗寺では、本堂の復元工事が着々と進められています。
9月25日(土)、本堂正面入り口に格子戸が取り付けられました。旧本堂は、中が薄暗く、外からだと大仏の様子がほとんど見えませんでしたが、新本堂の格子戸は、旧本堂に比べて格子も大きく、内部が全面真っ白な漆喰壁のため、戸が閉まった状態でもガラス越しに内部の様子を見ることが可能です。
また、向拝の木鼻彫刻についていたカバーも取り外され、獅子がお目見えしました。
来週には、隣の仮小屋から台座と光背を新本堂に搬入する予定です。搬入後は、新本堂内部で、台座の組み立てや光背の修復作業を進めます。仏像修理のためのクラウドファンディングも実施中ですので、ご支援・ご協力お願いいたします。
9月25日(土)、本堂正面入り口に格子戸が取り付けられました。旧本堂は、中が薄暗く、外からだと大仏の様子がほとんど見えませんでしたが、新本堂の格子戸は、旧本堂に比べて格子も大きく、内部が全面真っ白な漆喰壁のため、戸が閉まった状態でもガラス越しに内部の様子を見ることが可能です。
また、向拝の木鼻彫刻についていたカバーも取り外され、獅子がお目見えしました。
来週には、隣の仮小屋から台座と光背を新本堂に搬入する予定です。搬入後は、新本堂内部で、台座の組み立てや光背の修復作業を進めます。仏像修理のためのクラウドファンディングも実施中ですので、ご支援・ご協力お願いいたします。
「平戸の大仏」修復のためのクラウドファンディング [お知らせ]
9月14日(火)から10月29日(金)までの45日間で「平戸の大仏」修復のためのクラウドファンディングを実施しています。源宗寺本堂保存修理委員会のホームページ上でもお知らせしていますので、確認してみてください。→https://oobotoke.com/
「平戸の大仏」本体修復工事 クラウドファンディングによる寄附募集のお知らせ
皆様には源宗寺本堂の保存修理事業に多大なるご協力を賜り誠に有難うございます。
源宗寺本堂保存修理委員会ともども心より御礼申し上げます。
1.新たな“仏像本体”の修復工事の必要性
さて、この度、仏像を移動をして“平戸の大仏”二体の経年劣化による損傷が甚だしい事が判明したため、源宗寺本堂とは別に、“仏像本体”の補修工事を行うこととなりました。
今のままでは、完成した新しい本堂への仏像搬入もままならないことから、本堂への搬入に最低必要な補強工事及び台座・光背の補修工事を年内に第1期工事として実施し、仏像を本堂に搬入後、第2期工事として仏像本体そのものの修理や欠失物の復元を行う予定です。
工事の概要は、下記のとおりです。
記
第1期修理工事
(対象)仏像、台座、光背
(内容)仏像の新本堂への移動ができるよう最低限の補強と後から行えない工事を行う
(時期)令和3年秋(仏像を新本堂に搬入前)
第2期修理工事
(対象)仏像
(内容)仏像本体の遊離部分接合や塗膜処理等、欠失物(薬壺、蓮華等)の復元等を行う
(時期)令和4年春(仏像を新本堂に搬入後)
2.護持会の事業として
この仏像本体の補修工事は、移動して初めてその必要性がわかったもので、当初の計画には無く、また、源宗寺本堂の建替えを実現するため地元有志の皆様で組織頂きました源宗寺本堂保存修理委員会の活動目的から逸脱することになります。よって、源宗寺護持会の事業として行うこととなりました。
3.クラウドファンディング
つきましては、クラウドファンディングにより、修理金額の不足資金を募集することと致しました。
詳細はhttps://camp-fire.jp/projects/view/452077(キャンプファイヤー)をご覧下さい。
9月14日(火)から10月29日(金)までの45日間ネット上で寄附金の募集を行っております。リターン(返礼品)も用意いたしました。源宗寺本堂に引き続き“仏像本体”の修復にもご協力頂ければ幸甚です。何卒宜しくお願い申し上げます。
源宗寺護持会
クラウドファンディング実行委員会
また、「支援したいけどやり方がわからない」という方のために、支援方法のマニュアルも作成しています。源宗寺本堂保存修理委員会ホームページからダウンロードすることができますので、ご確認ください。
「平戸の大仏」本体修復工事 クラウドファンディングによる寄附募集のお知らせ
皆様には源宗寺本堂の保存修理事業に多大なるご協力を賜り誠に有難うございます。
源宗寺本堂保存修理委員会ともども心より御礼申し上げます。
1.新たな“仏像本体”の修復工事の必要性
さて、この度、仏像を移動をして“平戸の大仏”二体の経年劣化による損傷が甚だしい事が判明したため、源宗寺本堂とは別に、“仏像本体”の補修工事を行うこととなりました。
今のままでは、完成した新しい本堂への仏像搬入もままならないことから、本堂への搬入に最低必要な補強工事及び台座・光背の補修工事を年内に第1期工事として実施し、仏像を本堂に搬入後、第2期工事として仏像本体そのものの修理や欠失物の復元を行う予定です。
工事の概要は、下記のとおりです。
記
第1期修理工事
(対象)仏像、台座、光背
(内容)仏像の新本堂への移動ができるよう最低限の補強と後から行えない工事を行う
(時期)令和3年秋(仏像を新本堂に搬入前)
第2期修理工事
(対象)仏像
(内容)仏像本体の遊離部分接合や塗膜処理等、欠失物(薬壺、蓮華等)の復元等を行う
(時期)令和4年春(仏像を新本堂に搬入後)
2.護持会の事業として
この仏像本体の補修工事は、移動して初めてその必要性がわかったもので、当初の計画には無く、また、源宗寺本堂の建替えを実現するため地元有志の皆様で組織頂きました源宗寺本堂保存修理委員会の活動目的から逸脱することになります。よって、源宗寺護持会の事業として行うこととなりました。
3.クラウドファンディング
つきましては、クラウドファンディングにより、修理金額の不足資金を募集することと致しました。
詳細はhttps://camp-fire.jp/projects/view/452077(キャンプファイヤー)をご覧下さい。
9月14日(火)から10月29日(金)までの45日間ネット上で寄附金の募集を行っております。リターン(返礼品)も用意いたしました。源宗寺本堂に引き続き“仏像本体”の修復にもご協力頂ければ幸甚です。何卒宜しくお願い申し上げます。
源宗寺護持会
クラウドファンディング実行委員会
また、「支援したいけどやり方がわからない」という方のために、支援方法のマニュアルも作成しています。源宗寺本堂保存修理委員会ホームページからダウンロードすることができますので、ご確認ください。
鬼瓦の裏側をどのような構造にするのか [建造物]
「平戸の大仏」修復のためのクラウドファンディング開始! [お知らせ]
9月14日(火)より、熊谷市指定有形文化財 木彫大仏坐像(「平戸の大仏」)を修復するためのクラウドファンディングが開始されました。
昨年の調査で像全体の老朽化が著しく、修復に緊急性を要することが判明しました。現在修理中の本堂に多大な費用がかかっており、大仏の修復まで資金が至らない状況です。
大仏を護るため、源宗寺護持会と地域文化財の修復や保護の支援を行う(株)文化財マネージメントが主体となって、クラウドファンディングを実施し、全国から支援を募っています。
「平戸の大仏」を修復し、後世に残すために、ご支援とご協力のほどよろしくお願いいたします。
【クラウドファンディング】
募集期間:2021年9月14日(火)~10月29日(金)
目標金額:210万円
リターン(特典):ポストカード、お名前の納入、修理報告書、銘菓、日本酒、古瓦、レプリカ、文化財ツアー等
↓支援プロジェクトはこちらからご覧いただけます。
https://camp-fire.jp/projects/view/452077?list=prefecture_saitama_projects_fresh
源宗寺本堂、仏像保存修理事業 進捗状況 [その他]
市内平戸の源宗寺境内では、曼珠沙華の花が咲き始めました。
本堂の建築工事も順調に進み、外壁の漆喰も真っ白に美しく仕上がり、内部の床板もすべて張り終わりました。
(本堂内部の様子)
本堂脇の仮小屋では、吉備文化財修復所の牧野隆夫先生、スタッフの皆さんが台座と光背の清掃・補修作業を進めています。埃まみれで漆の塗り面も定かでなかった光背も見違えるようにきれいになりました。
弱った木材には樹脂を注入し、木質を強化し、欠損部分は新たな木材や漆木屎で補います。
(木質の強化処理の様子)
(欠損部分を補った光背の様子)
来月には台座と光背を本堂に搬入し、光背は仮置きし、台座は本堂内で補修作業を引き続き行っていく予定です。
本堂の建築工事も順調に進み、外壁の漆喰も真っ白に美しく仕上がり、内部の床板もすべて張り終わりました。
(本堂内部の様子)
本堂脇の仮小屋では、吉備文化財修復所の牧野隆夫先生、スタッフの皆さんが台座と光背の清掃・補修作業を進めています。埃まみれで漆の塗り面も定かでなかった光背も見違えるようにきれいになりました。
弱った木材には樹脂を注入し、木質を強化し、欠損部分は新たな木材や漆木屎で補います。
(木質の強化処理の様子)
(欠損部分を補った光背の様子)
来月には台座と光背を本堂に搬入し、光背は仮置きし、台座は本堂内で補修作業を引き続き行っていく予定です。
展示会に向けた搬出作業 [展示]
とうかん山古墳の秋草 大里地区箕輪 [植物]
吉見小学校に接して埼玉県指定文化財―史跡―「とうかん山古墳」が所在しています。この古墳は全長80mに近く、熊谷市域では最大の前方後円墳と考えられています。
毎年、管理者の協力を得て古墳の草刈りを行っています。夏草を刈り終えてしばらく後におとづれて見ると、可憐な秋草が墳丘に群生していました。密生していた茅やイバラなどを刈り払ったためこのような野草が育ったのでしょうか。
古墳は1500年余りはこの地にとどまっています。その多くの時間は地域の人々に守られ、自然環境の一部となって動植物のオアシスともなってきたと感じました。
毎年、管理者の協力を得て古墳の草刈りを行っています。夏草を刈り終えてしばらく後におとづれて見ると、可憐な秋草が墳丘に群生していました。密生していた茅やイバラなどを刈り払ったためこのような野草が育ったのでしょうか。
古墳は1500年余りはこの地にとどまっています。その多くの時間は地域の人々に守られ、自然環境の一部となって動植物のオアシスともなってきたと感じました。
とうかん山古墳の墳丘に群生する「ツルボ」 | |
「ツルボ」 | 「つりがね草」 |
「とうかん山古墳」 後円部 高さ約5m 古墳時代後期 6世紀後半の築造と考えら、荒川を隔ててさきたま古墳群の首長と 対峙するように力を蓄えた有力者の墳墓と考えられています。 |