上北浦遺跡出土「岩版」 [縄文時代]
4月~6月にかけて発掘調査を実施した、市内江波地内に所在する上北浦遺跡より、縄文時代晩期の岩版が出土しました。
岩版 表面 岩版 裏面
岩版とは泥岩などの軟らかい石材に文様を彫り込んだ遺物で、縄文時代晩期に東北地方から関東地方を中心に出土しています。護符(お守り)として使用されたと考えられています。
上北浦遺跡の岩版は凝灰質泥岩製で、全体の3分の1ほどを欠損していものの、長さ19.2㎝(復元長約20㎝)、幅13.8㎝(復元幅約14㎝)、厚さ3.2㎝の大きさで、これは埼玉県内で出土した最大の岩版です。多くの岩版が見つかっている群馬県や栃木県と比較しても、最大の部類に入ります。
大きさとともに、彫り込まれた文様の全体像も復元できます。大きな特徴は、左右に一対の小さな孔、縦長の二等辺三角形の頂点を向かい合わせたI字文、そして裏面に施された一対の渦巻文です。
岩版 表面 岩版 裏面
岩版とは泥岩などの軟らかい石材に文様を彫り込んだ遺物で、縄文時代晩期に東北地方から関東地方を中心に出土しています。護符(お守り)として使用されたと考えられています。
上北浦遺跡の岩版は凝灰質泥岩製で、全体の3分の1ほどを欠損していものの、長さ19.2㎝(復元長約20㎝)、幅13.8㎝(復元幅約14㎝)、厚さ3.2㎝の大きさで、これは埼玉県内で出土した最大の岩版です。多くの岩版が見つかっている群馬県や栃木県と比較しても、最大の部類に入ります。
大きさとともに、彫り込まれた文様の全体像も復元できます。大きな特徴は、左右に一対の小さな孔、縦長の二等辺三角形の頂点を向かい合わせたI字文、そして裏面に施された一対の渦巻文です。
サトエ記念21世紀美術館開館20周年記念 「山本貞 展 ~やすらぎの憧憬の中で~ 」 [お知らせ]
『山本貞画集 - 光と影の讃歌 -』より
(刊行 : 2013年10月定価 : 6,380 円 (本体 : 5,800 円) ISBN 978-4-7630-1329-3 C0071)
開館20周年の秋を迎えるサトエ記念21世紀美術館では『開館20周年記念山本 貞展 ~やすらぎの憧憬の中で~』を開催しています。
山本 貞(やまもと てい)は、1934年、東京に生まれ、武蔵野美術大学、早稲田大学、アート・スチューデンツ・リーグ・オブ・ニューヨークに学び、初期より一貫して子どもたちが登場する光と影をテーマとした作品を多く描き、近作では公園や里山の生命感に溢れる樹木や草花などの豊かな自然の表情を、畏敬の念に満ちた想いの中で描いています。現在は、日本藝術院会員となり、一般社団法人二紀会理事長などの要職も務め、神奈川県横浜市のアトリエにて画壇の重鎮として精力的な創作活動を続けています。
【サトエ記念21世紀美術館解説より】
会期:2021年10月2日(土)~2022年3月13日(日)
開館時間:10:00~17:00
休館日:月曜日および火曜日【臨時】
(11/23、1/10は開館し、11/24、1/12は休館)、
年末年始休館(12/24~1/6)
入館料
一般 : 900円、大学生・高校生 : 700円、小中学生 : 600円、
障害のある方 : 500円、未就学児 : 無料
※施設使用する場合は入館料の割引があります。
所在地
〒347-0022 埼玉県加須市水深大立野2067
TEL:0480-66-3806
2度咲きの金木犀 [花]
平戸の大仏 台座・光背の移動 無事に完了 [仏像]
令和3年10月5日(火)、市内平戸の源宗寺にて「平戸の大仏」の台座と光背の新本堂への搬入が行われました。
仮小屋に保管されていた輪径約2.5メートルの光背と縦約2.5メートルの台座を運び出すため、仮小屋の入り口の高さを拡大して作業を行いました。
保存修理委員会や護持会、地元自治会から十数名が参加し、吉備文化財修復所代表・牧野隆夫先生の指示のもと、200キロもあろうかと思われる巨大な台座を参加者一丸となって仮小屋から運び出し、無事に本堂へ搬入しました。大掛かりで大変な作業でしたが、貴重な文化財に破損が生じることのないよう、少しずつ角度や向きを変えながら慎重に作業は行われました。今後、台座と光背は本堂内部で修復を継続します。
また、本日の様子は明後日18:00~J:COMジモト応援!埼玉つながるNewsにて放送予定です。是非ご覧ください。
仮小屋に保管されていた輪径約2.5メートルの光背と縦約2.5メートルの台座を運び出すため、仮小屋の入り口の高さを拡大して作業を行いました。
保存修理委員会や護持会、地元自治会から十数名が参加し、吉備文化財修復所代表・牧野隆夫先生の指示のもと、200キロもあろうかと思われる巨大な台座を参加者一丸となって仮小屋から運び出し、無事に本堂へ搬入しました。大掛かりで大変な作業でしたが、貴重な文化財に破損が生じることのないよう、少しずつ角度や向きを変えながら慎重に作業は行われました。今後、台座と光背は本堂内部で修復を継続します。
また、本日の様子は明後日18:00~J:COMジモト応援!埼玉つながるNewsにて放送予定です。是非ご覧ください。