SSブログ

「平戸の大仏」源宗寺新本堂に無事搬入完了 [お知らせ]

A36F935F-3E66-41B1-B509-D5CD61CFDF53.jpeg
 令和3年12月1日(水)、市内平戸の源宗寺にて、熊谷市指定有形文化財「木彫大仏坐像」(平戸の大仏)の新本堂への搬入作業が行われました。
 午前10時からの移動作業に向けて、現地では朝早くから、搬出口確保のための仮小屋の一部解体が行われ、吉備文化財修復所の牧野先生による指導のもと、仏像移動のシミュレーションが実施されました。
 仏像移動開始時には、多くの見学者が境内に集まり、その瞬間を息を呑んで見守りました。像の下にローラーコンベアーを噛ませ、仮小屋から新本堂にかけて設置されたコの字型のステージ上を人力で押しながら、少しづつ像を移動させました。本堂の入り口は、像を斜め45°に傾けてようやく入るような状況で、大人数人がかりで像の両脚部分を持ち上げ、なんとか本堂内部に搬入することができました。
3B426291-6E87-4052-9EC2-08C4CAA95865.jpeg
 作業は、予想していたよりも順調に進み、午前中には観音菩薩坐像の搬入を終え、午後1時より薬師如来坐像の搬入を開始し、無事に2体の仏像の搬入を終えることができました。
AD9EF427-865E-4A82-99D3-2ADEAE91EE13.jpeg
 明日からは、本堂内で頭部を取り付けるための足場の設置が始まります。


nice!(0)  コメント(0)