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「平戸の大仏」観音菩薩坐像の頭部戻る [仏像]

 令和3年12月2日、市内平戸の源宗寺では、昨日無事に新本堂へ安置された熊谷市指定有形文化財「木彫大仏坐像」(平戸の大仏)の頭部を戻す作業が行われました。
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 午前中に、像の周りに足場を組み、頭部の差し込みは午後から開始されました。木枠で固定された観音菩薩坐像の頭部を、少しずつ慎重にチェーンブロックで天井から吊り上げていきます。仏像は、首ホゾで胴体に差し込む造りとなっており、5人がかりで位置や向きを調節しながら、少しずつ頭部を下ろして差し込みました。無事に頭部が戻ると、その場に居た見学者からは、拍手が沸き起こりました。
 

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