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熊谷市指定文化財「木彫大仏坐像」(平戸の大仏)の保存修理に向けて [仏像]

 8月7日(土)、市内平戸の平戸壮にて、熊谷市指定文化財「木彫大仏坐像」(平戸の大仏)の保存修理に向けての会議が行われました。
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 熊谷市指定文化財「木彫大仏坐像」(平戸の大仏)は、現在、保存修理工事が進められている源宗寺本堂の内部に安置されている薬師如来と観音菩薩の2体の仏像です。本堂の建て替えを機に、昨年12月に本堂東側の仮小屋に移され、現在は仮小屋内にて保管されています。
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 仏像の移動作業や調査の結果、像全体の経年劣化が激しく、搬入時の移動に像が耐えられず、搬入に困難が伴うと予測されることから、仏像の全面的な保存修理を行う運びとなりました。

 これまでの本堂保存修理の工事費約4400万円に加え、仏像の修復に約800万円の費用がかかることから、所有者である護持会の負担や市補助金では賄いきれないため、クラウドファンディングを実施し、広く寄付を集めることとなりました。

 この日の会議には、源宗寺護持会員を中心に関係者約15名が参加し、クラウドファンディングの返礼品の内容や準備、今後の流れ等について話し合いました。

 クラウドファンディングは、8月下旬より開始予定です。詳細については、当ブログや「平戸の大仏」Twitter、Instagramなどで随時お知らせいたします。



 
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