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きかは便郵118 [きかは便郵]

昔の熊谷地域の絵葉書紹介118回目。以前、大里郡長の「中村前大里郡長銅像」について紹介しましたが、今回は「大里郡役所」です。
郡役所.jpg
木柵で囲まれた敷地内に、疑洋風の木造2階建て瓦葺の建物が写っています。
大里郡役所は、明治12年3月17日郡区町村制法の埼玉県での施行により、行政区としての大里郡が発足し、熊谷に設置されたものです。「郡」は、府県と町村の間に置かれた広域行政体で、郡役所が設置され、郡長が任命され、議会が開かれましたが、大正15年7月1日には郡役所が廃止され、「大里郡」は以降、地域区分名称となり現在に至っています。
明治から大正期の47年間だけ機能した大里郡役所の姿を今に伝える貴重な絵葉書です。

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